天武天皇(百十九)天皇は飛鳥寺で珍宝を仏に奉る

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天武天皇(百十九)天皇は飛鳥寺で珍宝を仏に奉る

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原文

五月丙午朔庚戌、射於南門。天皇、幸于飛鳥寺、以珍寶奉於佛而禮敬。甲子、直大肆粟田朝臣眞人、讓位于父、然勅不聽矣。是日、直大參當麻眞人廣麻呂卒、以壬申年之功贈直大壹位。辛未、高向朝臣麻呂・都努朝臣牛飼等、至自新羅、乃學問僧觀常・霊觀從至之。新羅王獻物、馬二匹・犬三頭・鸚鵡二隻・鵲二隻及種種寶物。

現代語訳

(即位14年)5月5日。南門で弓を射る儀式をしました。天皇は飛鳥寺に行き、珍宝(タカラモノ)を仏に奉り、礼を持って敬いました。
5月19日。直大肆(ジキダイシ)の粟田朝臣真人(アワタノアソンマヒト)は位を父に譲りました。しかし勅(ミコトノリ)をして聞き入れませんでした。この日に直大参(ジキダイサン)の当麻真人広麻呂(タギマノマヒトヒロマロ)が亡くなりました。壬申の年の功績を持って、直大壱位(ジキダイイチノクライ)を贈りました。
5月26日。高向朝臣麻呂(タカムクノアソンマロ)・都努朝臣牛飼(ツノノアソンウシカイ)たちは、新羅から帰国しました。学問僧の観常(カンジョウ)・霊観(リョウカン)は従って到着しました。新羅王の献上したものは馬二匹・犬三頭・鸚鵡(オウム)二隻・鵲(カササギ)二隻と種々の物がありました。
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