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オオナムチ二度目の死
漢字・読み | オオナムチニドメノシ |
原文
是に八十神見て、且欺きて山率て入りて、大樹を切り伏せ、茹矢を其の木に打ち立て、其の中に入らしむる即ち、其の氷目矢を打ち離ちて、拷ち殺しき
現代語訳
蘇生したオオナムチを見た兄弟神は、また騙して山に連れ込み、大木を切り倒して楔(クサビ)を打って開いたところに、オオナムチを入らせた。入った途端に兄弟神が楔(クサビ)を引き抜き、木に挟まってオオナムチは死んでしまった。
解説
復活したオオナムチを見た兄弟神が再度、殺してしまう。しかし、オオナムチはお人よしというべき、アホなんじゃないかと疑りたくも成る。
前回同様、オオナムチは山で殺されます。前回は狩猟の中でのだまし討ちでしたが、今回は木材の加工技術が殺害のトリックとして利用されます。つまり、楔(クサビ)で木を広げる→楔を取る→木が閉じる→オオナムチ挟まって死亡 という訳です。こういった木材加工が社会一般的な知識としてあった(だろう)ということになります。
前回同様、オオナムチは山で殺されます。前回は狩猟の中でのだまし討ちでしたが、今回は木材の加工技術が殺害のトリックとして利用されます。つまり、楔(クサビ)で木を広げる→楔を取る→木が閉じる→オオナムチ挟まって死亡 という訳です。こういった木材加工が社会一般的な知識としてあった(だろう)ということになります。
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