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沼羽田之入毘売命
投稿日時:2017-05-11 09:18:02漢字・読み | ヌバタノイリビメ |
概要
沼羽田之入毘売命(ヌバタノイリビメ)は古事記に登場する人物。
女性。
垂仁天皇の妃。
記述
古事記では沼羽田之入毘売命(ヌバタノイリビメ)。
日本書紀では渟葉田瓊入媛(ヌハタニイリビメ)。
出自
古事記によれば「氷羽州比売命(ヒバスヒメ)の妹」とあるので、素直に考えれば父親は丹波比古多々須美知能宇斯王。日本書紀では丹波道主王(タニハノチヌシノオオキミ…四道将軍の一人)になる。
ただし母親は不明。
氷羽州比売命の母親は丹波の河上麻須郎女(カワカミノマスノイラツメ)なので河上麻須郎女(カワカミノマスノイラツメ)なのかもしれないが、明記はされていない。
だとするならば、氷羽州比売命とは異腹の姉妹ということになる。
個人的には種違いの同腹という可能性もあると思います。
日本書紀では
が姉妹として垂仁天皇に嫁いでいる記述があります。
名前から考える
名前から見るとどうも、水田そのものの女神じゃないかと。だからと言って実在しなかったというわけではなくて、女神を信仰する集団か、女神のモデルになった人物かは実在したと思います。
女性。
垂仁天皇の妃。
記述
古事記では沼羽田之入毘売命(ヌバタノイリビメ)。
日本書紀では渟葉田瓊入媛(ヌハタニイリビメ)。
出自
古事記によれば「氷羽州比売命(ヒバスヒメ)の妹」とあるので、素直に考えれば父親は丹波比古多々須美知能宇斯王。日本書紀では丹波道主王(タニハノチヌシノオオキミ…四道将軍の一人)になる。
ただし母親は不明。
氷羽州比売命の母親は丹波の河上麻須郎女(カワカミノマスノイラツメ)なので河上麻須郎女(カワカミノマスノイラツメ)なのかもしれないが、明記はされていない。
だとするならば、氷羽州比売命とは異腹の姉妹ということになる。
個人的には種違いの同腹という可能性もあると思います。
日本書紀では
日葉酢媛(ヒバスヒメ)、次女を渟葉田瓊入媛(ヌハタニイリビメ)、三女を眞砥野媛(マトノヒメ)、四女を薊瓊入媛(アザミニイリビメ)、五女を竹野媛(タケノヒメ)
が姉妹として垂仁天皇に嫁いでいる記述があります。
名前から考える
名前から見るとどうも、水田そのものの女神じゃないかと。だからと言って実在しなかったというわけではなくて、女神を信仰する集団か、女神のモデルになった人物かは実在したと思います。
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婚姻と子供
引用
古事記からの引用
垂仁天皇の后妃と御子
日本書紀からの引用
垂仁天皇(十一)五(イツトリ)の女
垂仁天皇の后妃と御子
日本書紀からの引用
垂仁天皇(十一)五(イツトリ)の女
即位15年春2月10日。
丹波の五(イツトリ)の娘を呼び寄せて、掖庭(ウチツミヤ=皇后や皇子の世話をする宮女のいる場所)に入らせました。長女を日葉酢媛(ヒバスヒメ)、次女を渟葉田瓊入媛(ヌハタニイリビメ)、三女を眞砥野媛(マトノヒメ)、四女を薊瓊入媛(アザミニイリビメ)、五女を竹野媛(タケノヒメ)と言います。
丹波の五(イツトリ)の娘を呼び寄せて、掖庭(ウチツミヤ=皇后や皇子の世話をする宮女のいる場所)に入らせました。長女を日葉酢媛(ヒバスヒメ)、次女を渟葉田瓊入媛(ヌハタニイリビメ)、三女を眞砥野媛(マトノヒメ)、四女を薊瓊入媛(アザミニイリビメ)、五女を竹野媛(タケノヒメ)と言います。
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