妹萌えが日本を作った！イザナギとイザナミ

日本では神が神とまぐわい、神を生みます。それが島であり山であり川であるというのが日本の「世界観」です。世界とは神であり、神とは自然的なこの世界の全てです。世界は神によって「作られた」のではなく、神によって「生まれた」のですね。

だからこの世界は神と神がまぐわうことによって「存在」します。そうじゃないと基本的には生まれない。それが日本的な「世界の成り立ち」です。となると、恋に落ちなくては世界は成り立たない。

イザナギとイザナミは同じ時期に生まれた兄妹です。
その兄妹が交わって世界は生まれます。
つまり近親相姦なんですね。しかし、神話ってのは徐々に世界が成り立つもので、登場人物が少ないのはしょうがない。となれば、兄妹で…っていうのは神話の構成上、致し方のないものです。それは聖書でもアダムとイブという近親者で交わっていることを見てもしょーがないでしょう。

もしも、近親者だからまぐわってはいけない！とするならば、イザナギとイザナミは恋に落ちず、結婚もせず、世界は生まれなかったことになります。日本は妹萌えがなければ存在し得ないんですよね。だって、世界は「作られていない」のですから。ある意味で日本は妹萌えが作ったと言っていいでしょう。正確には妹萌えと兄萌えかな。

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