中韓通貨スワップの打ち切りは戦争の一つの指標

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中韓通貨スワップの打ち切りは戦争の一つの指標

投稿日時:2017-09-15 11:20:52
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中韓通貨スワップの打ち切りは戦争の一つの指標

まとめ
●2017年10月に中韓通貨スワップが切れる。
●延長されるかは怪しい雰囲気になってきた。ただし表向きはTHAAD配備に対する報復として。
●通貨スワップを結べば韓国ウォンが暴落すれば中国が援助しなくてはいけない。
●朝鮮半島で戦争があれば、当然ウォンは暴落する。となれば中国は援助しなくてはいけない。
●通貨スワップの打ち切りは、「中国がこれから朝鮮半島で戦争が起きるかもしれない」と考えているならば十分ありうる選択。

中間スワップがもうすぐ切れる

中韓スワップの期限が10月に迫っています。
スワップは通貨危機が起きた時に、お互いが資金を補填するという約束なんですが、この約束は実際には紳士協定みたいなもので、実際には都合することは今までにはなかった。現実には通貨の「不安防止剤」みたいなもので、結ぶことで極端な通貨の暴落を防ぐ「精神的な協定」です。と、私は認識しています。

で、日本も韓国と通貨スワップ協定を結んでいたのですが、それは2015年2月に終了。現在は結んでいない。

韓国はアメリカとの米韓通貨スワップも結んでいません。そして次は2017年10月に中韓通貨スワップが切れる。ということは、今回の北朝鮮の騒動で関係している日米中露には韓国との通貨スワップの繋がりがない状態となります。これで韓国の通貨ウォンが暴落しても、少なくとも関係国のダメージは最小限に抑えられます。
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中国が通貨スワップを切る意味

もちろん、中国が韓国との通貨スワップに応じる可能性はゼロではありません。ですが、戦争をするかしないか?という選択権が中国にない以上は(選択権はアメリカと北朝鮮にある)、韓国と通貨スワップを結ぶことはリスクでしかありません。仮にスワップの延長をしなかった場合、中国は体を張って…つまり身銭を切ってでも韓国を守るという姿勢がないという意味になります。つまり、中国は戦争に反対していますが「そこまでの覚悟」ではないよってことです(これに関しては分かっていたことですがね)。実際に韓国ウォンが暴落すると決まったわけでもない状態で、この通貨スワップを切るということは、中国には大国の意識はなく、守る気もなく、アジアを率いる資格もない、という見方もできます。ま、それに関しては日本もそうなんですが、日頃から大国然とした雰囲気を出そうとしている中国が放棄するのとは意味が違いますよね。
●よくネットでは中韓通貨スワップを延長したとして、韓国ウォンの暴落の時に中国が実際に援助するのかどうかは怪しいものだ、と言うのですが、そんなことをすれば中国はその後、信用を一切失って、条約・合意はまともに結んでもらえなくなります。ただし、同じ儒教国の韓国が慰安婦合意を反故にしようとしていることを見れば、ありえないとも言い切れないのが怖い。
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戦争に近づくか??

中国が通貨スワップの延長を行うかどうかは、THAADとは関係なく、これから戦争が起きて、韓国のウォンが暴落する可能性が高いと「中国が考えているか否か」というのが大きな要因なんじゃないか?と思っています。ただしTHAADは大事な建前です。そこがあってこその「打ち切り」なんですよ。言い訳であり、THAADの一件があったから中国は「打ち切ることができる」という面もあったんだと思います。
つまり、通貨スワップが打ち切られたら、戦争にまた一歩近づいたということになります。
●通貨スワップが打ち切られるとは限らないですよ。打ち切られたら、の話です。
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