火闌降命(ホノスソリノミコト)

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ホノスソリ

漢字・読み火闌降命
別名火酢芹命(ホノスセリノミコト)火進命
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概要

火闌降命(ホノスソリノミコト)はニニギと神吾田津姫(カムアタツヒメ)別名、木花之開耶姫(コノハナサクヤヒメ)との間に生まれた子です。
古事記ではホデリ(海幸)・ホスセリ・ホオリ(山幸)。
参考サクヤヒメの子の比較表


スソリの「スソ」は「進む」で、スソリは「進」+「有り」を合わせた言葉。スソリ(スセリ)は兄弟で登場する順番が一番目か二番目なのは「進む」という意味からかと思われます。

「ホ」は火を表しつつ、「穂」も表していると入れます。
出産と火
東南アジアでも、日本でも出産のときは夏でも妊婦の周囲で火を焚くという風習があります。汗をかくと良い、という考えから。火中出産の物語はこの習俗が元ではないか?と思われます。
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物語・由来

第九段本文―9 事勝国勝長狹の国
最初の煙が立ち上る頃に生まれた子が火闌降命(ホノスソリノミコト)です。
火闌降命(ホノスソリノミコト)は隼人の始祖です。火闌降は褒能須素里(ホノスソリ)と読みます。

第九段一書(八)天照国照彦火明命
この神が尾張連(オワリノムラジ)の娘の木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)を妃として生んだ子は、火酢芹命(ホノスセリノミコト)と言います。次に生んだ子が彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)です。

第十段本文−1海の幸と山の幸
兄の火闌降命(ホノスソリノミコト)には海で魚を採る…「海の幸」がありました。

第十段本文−4俳優の民となるから命だけは助けて
すると兄の火闌降命(ホノスソリノミコト)はすっかりと酷い目にあって懲らしめられて、自分から罪を白状して言いました。
「これ以降、わたしはあなたの俳優(ワザオギ)の民となります。だから命だけは助けてください」
それで、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)は言うがままに兄を許しました。その兄の火闌降命(ホノスソリノミコト)は吾田君(アタノキミ)の小橋などの祖先です。
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