アメノホヒ

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アメノホヒ

漢字・読み天穂日神
別名天之菩卑能命
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概要

アマテラスの次男。アメノオシホミミ神の弟。子供にアメノヒナドリ神(天夷鳥神)。アメノホシホミミ神と同様にスサノオアマテラス誓約の際に産まれた。男神。
まとめ
●現在の出雲大社の神主はアメノホヒの子孫。
●アメノホヒはアマテラスの子孫であり、高天原系の神。
●それがなぜ出雲大社の神主なのか?は分からない。
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物語・由来

古事記ではだらしない?神様
オオクニヌシが作り上げた日本を譲ってもらおうと交渉するために地上に派遣されるのですが、なんとオオクニヌシと仲良くなって、地上を奪うどころか、高天原への報告もせず、地上にすみついてしまいます。それだけオオクニヌシ…出雲系豪族の勢力が強かったということなのか、さすが日本の基礎を作っただけある器量の大きさなのか…それとも、アメノホヒ神が情けないのか、見方を変えると「臨機応変な神」という言い方もできます。
出雲国造神賀詞(イズモノクノミヤツコノカムヨゴト)だと、ちゃんとしてる
出雲国造神賀詞では命を受けたアメノホヒは地上を巡り、しっかりとアマテラスに報告をし、アメノホヒの息子の「アメノヒナドリ」とフツヌシを派遣し地上を平定します。
出雲大社の神主はアメノホヒの子孫ですから、出雲国造神賀詞でアメノホヒの活躍を描いたのは身内びいきの誇張という見方も出来ます。
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神社や関連する土地

綿向神社
桐生天満宮
出雲伊波比神社
亀戸天神社
天穂日命神社

個人的コラム

アメノホヒは出雲の神か高天原の神か
出雲国造神賀詞での描かれ方と記紀での描かれ方が真反対であることを、「出雲の誇張」と「高天原の都合」という見方が一般的ですが、それでは辻褄が合わないところがあります。

それはアメノホヒがアマテラスの子、ということです。

高天原が出雲の神を格下にしたいなら、「アメノホヒ」=「アマテラスの子」という設定を外せばいいのです。アマテラスの子で無いなら、全く不自然じゃないのですから。単に高天原の神の一人が、オオクニヌシに籠絡されただけなのです。アメノワカヒコと同じです。それを「アメノホヒ」=「アマテラスの子」という設定をそのままにしているから、読んでいて「?」となるのです。

ではなぜアマテラスの子なのか?
記紀が天皇や大和朝廷の都合で描かれた「都合のいい神話」ならば、アメノホヒを皇統から外せばいい。そうしないのは理由があるのです。

わたしの考えはこうです。
初期の大和朝廷は共同体でした。中央政府はありましたが、権力は弱い。この中央政府自体も出雲の文化的影響を受けていました。中央政府はそこから地方の王国に官僚を派遣して、共同体への参加を求めたはずです。
●ではなぜ共同国家を作らなくては行けなかったか??ソレに関してはハッキリとは分かりませんが、わたしは共通の敵があったのだと思います。その敵は初期は九州(熊襲)と関東(蝦夷)、後は九州南部(隼人)と東北(蝦夷)です。
●高天原がそもそも出雲から派生した文化なのでしょう。つまり出雲の後継者が高天原でした。

アメノホヒは高天原の関係者であり、出雲に派遣された中央の有力者(もしくは高級官僚)でしょう。つまり高天原の関係者でありながら、同時に出雲の関係者でした。しかし、出雲との関係が強くなってしまったのでしょう。長く住んでいるうちに愛着がわくのは当然です。

こういった経緯が物語に反映されたのだと思っています。
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