産経新聞ソウル支局長の起訴事件の原因は徳治主義のため

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産経新聞ソウル支局長の起訴事件の原因は徳治主義のため

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概要

まとめ
●韓国は儒教の国で「徳治主義
徳治主義とは道徳が法律を上回る。
●産経新聞ソウル支局長の起訴事件の根本は、「日本マスコミが大統領のスキャンダルを書いた」という不道徳を断ずる事件。
●産経新聞は朝鮮日報の記事を引用しただけ。よって、本来は朝鮮日報こそが起訴されないといけないが朝鮮日報は不問。これでは司法の意味がない。法律が機能していない。
●この不公平が成立するのは、韓国が「徳治主義」だから。道徳が法律を無視してしまう。
●韓国は法治国家ではない。

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言論弾圧?

この事件は「言論弾圧」という切り口で切られがちですが、実際の根本は「徳治主義」です。徳治主義というのは「道徳」が「法律」を超えてしまう社会のことです。まず「日本人が大統領のスキャンダル記事を書いた」という不道徳があります。もちろんその根本にあるのは「反日」という道徳です。そもそもが日本憎しがあるのですね。だからこの事件は「人種差別」でもあるんです。

韓国は法治国家じゃない

しかし、この日本人が書いたスキャンダル記事というのは朝鮮日報という韓国の新聞社の記事を引用した記事なのです。普通の国ならば、まず朝鮮日報を罰さないといけません。そうでないと「法律」の意味がないんです。法律ってのは、同じ罪を犯した場合、同じ罰に処すから意味があるんです。あなたが殺人を起こしたら死刑なのに、別の人が…例えば財閥の御曹司が殺人をしたら執行猶予付きだと意味がない。それなら「罰」によって犯罪を抑止できない。「法律」によって「社会を安定させる」ことができない。ですが、韓国は徳治主義なので、朝鮮日報を罰しないで産経新聞だけを起訴するという「不公平」に、これといった疑問を持ちません。これは韓国のマスコミだけではなく、韓国人全体でもそうです。だれも「この起訴は不公平であり、これでは司法の意味がない。ひいては社会の混乱を招く」とは考えません。道徳が法律を超えるのが当たり前で、道徳が法律を超えるのが「正しい」からです。

では、この問題が「言論の自由」を侵している、という指摘が間違っているのかというと、そんなことはありません。言論の自由は侵しまくっています。ですが、もっと手前の話なんですね。もっと手前の「韓国は法治国家じゃない」という問題です。
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