お前の根を、わたしの根の内に入れよ

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敏達天皇(十七)お前の根を、わたしの根の内に入れよ

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原文

是歲、復遣吉備海部直羽嶋、召日羅於百濟。羽嶋既之百濟、欲先私見日羅、獨自向家門底。俄而有家裏來韓婦、用韓語言「以汝之根、入我根內。」卽入家去。羽嶋便覺其意、隨後而入。於是、日羅迎來、把手使坐於座、密告之曰「僕竊聞之、百濟国主奉疑、天朝奉遣臣後留而弗還。所以、奉惜、不肯奉進。宜宣勅時、現嚴猛色、催急召焉。」羽嶋、乃依其計而召日羅。

現代語訳

この年(即位12年)に吉備海部直羽嶋(キビノアマノアタイハシマ)を派遣して、日羅(ニチラ)を百済に呼び寄せました。羽嶋はすでに百済に行き、まず密かに日羅を見ようとして、一人、自ら、家の門底(カドモト)に行きました。しばらくして、家の裏(ウチ)から来た韓婦(カラメノコ=韓人の女性)がいました。韓語(カラサイズリ=朝鮮語)で言いました。
「お前の根を、わたしの根の内に入れよ」
すぐに家に入り、去りました。羽嶋はすぐにその意味を悟って、後ろについて家に入りました。日羅が迎えに来て、手を取って、座(シキイ)に座らせました。密かに告げて言いました。
「わたしめが、密かに聞いたところによると、百済国の主(ニリム)は天朝(ミカド=朝廷・天皇)を疑って、わたしめを派遣した後に、留めて帰さない、と。それで惜しんで、奉ることを承諾しなかった、と。勅(ミコトノリ)を宣(ノリゴト)をする時に、厳しく勇猛な顔を見せて、催告して速やかに(日本に)招集しろ」
羽嶋はすぐにその計画によって日羅を招集しました。
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解説

羽嶋は日羅を呼び戻すために百済に行き、日羅の家の門に行きました。すると日羅の家の裏から韓人女性が現れて
「お前の根を、わたしの根の内に入れよ」
と言ったわけです。
これは韓語で言ったのですから、この文章のままではないのですが、これを聞いて羽嶋はピンと来て、韓人女性の後ろについて家に入ると、日羅が居たと。
そこで日羅に、キレた顔をして、「帰る!」って主張して、早く日本に帰ってこいと羽嶋がアドバイスすると、すぐに日本に帰ることが出来た…というところまでです。

「お前の根を、わたしの根の内に入れよ」
これはおそらく、暗号か何かのハズですが、どういう意味なのかは分かりません。エッチな意味という説もあります。
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