建依別

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建依別

漢字・読みタケヨリワケ
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概要

まとめ
●伊予之二名島（イヨノフタナシマ＝四国）の四つの顔の一つ。
●土佐の国の神。現在の高知県の神。

物語・由来

古事記にのみ登場する。土佐の国の神。現在の高知県の神様になります。タケヨリワケというのは男性の名前で、普通に考えると、「タケ」は強いで、「強い男性」というニュアンスと捉えてもいいのですが、伊予之二名島（イヨノフタナシマ＝四国）の他の神の名前が皆、「食料」に関わっていることを考えると、「タケヨリワケ」の「タケ」は「竹」か、他の何かの食料の名前ではないかと思います。
●日本人はあらゆる「モノ」に霊が宿るという感覚があります。だから島や土地に神の名前をつけるわけです。
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性格・能力

国産み
伊予之二名島（イヨノフタナシマ＝四国）は体一つに顔が四つあります。
顔にはそれぞれに名前があります。
伊予の国は愛比売（エヒメ）といいます。
讃岐の国は飯依比古（イヒヨリヒコ）といいます。
阿波の国は大宜都比売（オオゲツヒメ）といいます。
土佐の国は建依別（タケヨリワケ）といいます。
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