大事忍男神

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大事忍男神

漢字・読みオオコトオシオノカミ
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概要

まとめ
●島を産み終えたイザナギイザナミが最初に産んだ「神」。
●正体はハッキリしない。

物語・由来

大事忍男神(オオコトオシオノカミ)は島を産み終えたイザナギイザナミが次に産んだ神。
一般的には「大きなことを成したよ」という結果として生まれた神だという見解が多いが、ハッキリとはしない。本居宣長は大事忍男神は熊野本宮大社の「事解之男神」で、本来は禊の神で、イザナギ黄泉の国から帰ってきた時に生まれた神を、間違って国産みに入れちゃったのではないかと推理しています。
ま、前後を考えれば
イザナギとイザナミはこれまで「島」を生んできました。そして次は神を産みました。神って言っても、日本人は「形あるものは全て霊を持っている」と思っていますから、神というのは「世界の要素」という意味があります。ここで「大きなことを成した」という神を産むのはちょっと不自然。また、大事忍男神(オオコトオシオノカミ)の後に生まれる神も皆、石・砂・屋根・風と具体的なものです。となると当然、そんな曖昧なものではなく、ちゃんとした形のある神を産んだはずです。
結論(個人的な考えだけど)
この前に「天之忍男(アメノオシオ)」という「忍男」という音を含んだ島を生んでいることを考えても、大事忍男神(オオコトオシオノカミ)は「大地」とか「地盤」とか、そういう形のあるものだと思います。
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引用

神を生み始める
国を産み終えたので、次に神を生みました。
産んだ神の名前は大事忍男神(オオコトオシオノカミ)。
次は石土毘古神(イワツチビコノカミ)を生みました。
次に石巣比売神(イワスヒメノカミ)を生みました。
次に大戸日別神(オオトヒワケノカミ)を生みました……
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