秦造河勝と蜂岡寺・大楯と靭と旗幟を用意する

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推古天皇(十六)秦造河勝と蜂岡寺・大楯と靭と旗幟を用意する

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原文

十一月己亥朔、皇太子、謂諸大夫曰「我有尊佛像、誰得是像以恭拜。」時、秦造河勝進曰、臣拜之。便受佛像、因以造蜂岡寺。是月、皇太子請于天皇、以作大楯及靫靫此云由岐、又繪于旗幟。

現代語訳

(即位11年)11月1日。皇太子(=厩戸皇子)は諸々の大夫(マヘツノキミタチ=部下)に語って言いました。
「私には尊い仏像が有ります。誰か、この像を得て、恭拜(イヤビマツル=祀る)しなさい」
その時、秦造河勝(ハタノミヤツコカワカツ)は前に進んで言いました。
「私めが拝み祭りましょう」
すぐに仏像を受け取りました。それで蜂岡寺(ハチノオカデラ)を造りました。
この月に皇太子は天皇に請願して、大楯(オオタテ=儀式用と思われる)と靫(ユキ=矢を入れる筒=これも儀式用と思われる)…
靫は由岐(ユキ)と読みます。

を作り、また、旗幟(ハタ)に絵を描きました。
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解説

秦造河勝
秦氏の中心人物だったと思われる。山城の葛野(カドノ)の人。
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