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天武天皇(百二十五)筑紫の防人の衣服の布
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十二月壬申朔乙亥、遣筑紫防人等、飄蕩海中皆失衣裳、則爲防人衣服以布四百五十八端、給下於筑紫。辛巳、自西發之地震。丁亥、絁綿布以施大官大寺僧等。庚寅、皇后命以、王卿等五十五人賜朝服各一具。
現代語訳
(即位14年)12月4日。筑紫に派遣した防人(サキモリ)たちは、海上で漂流して、皆、衣裳を失いました。すぐに防人の衣服のために、布458端を筑紫に給付し下しました。
12月10日。西から発した地震がありました。
12月16日。絁(フトギヌ)・綿(ワタ)・布を大官大寺の僧たちに送りました。
12月19日。皇后の命令で、王卿(オオキミタチマヘツキミタチ=王族と臣下たち)55人に朝廷の服をそれぞれ1組を与えました。
12月10日。西から発した地震がありました。
12月16日。絁(フトギヌ)・綿(ワタ)・布を大官大寺の僧たちに送りました。
12月19日。皇后の命令で、王卿(オオキミタチマヘツキミタチ=王族と臣下たち)55人に朝廷の服をそれぞれ1組を与えました。
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解説
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