在韓米軍撤退をバノン主席戦略官が示唆した意味

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在韓米軍撤退をバノン主席戦略官が示唆した意味

投稿日時:2017-08-20 11:43:17
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在韓米軍撤退をバノン主席戦略官が示唆した意味

まとめ
●バノン主席戦略官が米軍撤退を示唆した。
●ただし、同時に「そんな取引ははるか遠い」とも発言し、今の所、現実味のないことだとも。
●韓国は北に援助し、その援助が元で核開発が進んだ。
●サード配備を韓国政府が邪魔した。
●米軍が撤退しても北はICBM開発をやめない。よって米軍撤退はさしあたって有りえない選択。
●今回の米軍撤退発言は韓国への牽制だと思われる。
●在韓米軍撤退は盧武鉉政権の時にも話があり、2016年には撤退する予定だったが、のちの政権時に引き止めた。この経緯を考えると、米軍撤退は、さしあたって有りえないが、将来的には決して現実味のないこととも言えない。
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物語・由来

インタビューでバノン主席戦略官が「中国が北朝鮮の核開発を凍結させる代わりに、米国は在韓米軍を撤収する内容の交渉を考慮することができる」と発言。ただし、「そのような取引ははるか遠い」とも発言して、あくまで考慮の一つという言い方をしたものの、在韓米軍撤退をアメリカが口にしました。

既にあった在韓米軍の撤退の約束
在韓米軍の撤退は盧武鉉の時代にすでに話し合われ、2016年には撤退の予定でしたが、朴槿恵が引き止めたという経緯があり、在韓米軍撤退は決して「寝耳に水」という素っ頓狂なお話ではありません。少なくとも盧武鉉以降も左派政権が続いていたら、現在半島には米軍がいなかったのですよ。現状では韓国人でも在韓米軍撤退を望んではいないでしょうが、少なくともアメリカにとっては「ありえない一手」ではなく「考慮すべき一手」ではあるわけです。
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韓国にとっての米軍撤退

韓国という独立国家が成立しているのは、アメリカがあってこそです。アメリカ…というか米軍がいなければ朝鮮戦争後の朝鮮半島は間違いなく、金日成の独裁国家だったはずです。しかし、韓国には「自主独立」という甘い希望があります。それが本来の国家のあり方だという考えです。国粋主義といいましょうか・・・・朝鮮半島を誰の手も借りずに、朝鮮人だけで軍事的にまもりたい、と思っています。韓国の在韓米軍撤退を求めてきた動機はそこにもあります。
盧武鉉やムンジェインの頭に北朝鮮大好き、北朝鮮第一の感覚があって、韓国を売り渡すために米軍を追い出したいという考えは、さすがにないでしょう…だと思いたいです。さすがに、そこまでアホではないと思いたいです(違うとは言い切れないのが怖い)。
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経緯を考えても米軍撤退は「ない」が…

私は何度もこのサイトで書いているんですが、アメリカにとっての韓国はすでに「リスク」という認識なんです。だから北朝鮮の話し合いを日本・中国、場合によってはロシアと話す。韓国とはたまーに会談しますが、当事者という扱いではないのですよ(当事者なら韓国が中心となって会談しないとおかしい)。そりゃ、そうなんです。韓国が北朝鮮に援助したことが、北朝鮮が核を保有した大きな要因であり、客観的に見れば北の核は韓国がスポンサーといっていいもの。その上、サード配備で邪魔をしている(プロ市民が、ではなく韓国政府が邪魔をしていた)ことを考えると、アメリカからすれば韓国と関わること、韓国が発展することがアジア情勢を悪化させる!と考えたって不思議じゃないんですよ。むしろ、そう考えるのが「自然」。

となれば米軍の撤退はぶっとんだ一手ではない。ただし、米軍が撤退したとて、北朝鮮は核を放棄しないでしょう。またバノンは米軍撤退と引き換えに「中国が北朝鮮に核放棄させる」と言っていますが、中国にはそんな影響力はないです。中国共産党は地方の統率ができてないと考えるべきです。つまり、この交渉はそもそも「ありえない」のです。
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バノン発言の(表面的な)意味

じゃ、なんでこんな発言をバノンはしたのか?
韓国への「圧力」でしょうね。
もう「守らない」という一手もあるんだぞ。という提示です。ただ、道徳という「ものさし」しか持たない韓国では、そんな現実的な圧力は無意味ってことも十分あるんですよね。だって現実が見えてるなら、そもそもサード配備を邪魔したりしないんですよ。
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