オオタタネコの出自

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オオタタネコの出自

漢字・読みオオタタネコノシュツジ
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原文

この意富多々泥古といふ人を神の子と知りし所以は、上に云へる活玉依毘売(イクタマヨリビメ)、その容姿端正しくありき。ここ壮夫ありて、その形姿威儀 時に比なきが、夜半の時に儵忽(タチマチ)に到来る。かれ、相感でて共婚して住める間に、未だ幾時もあらねば、その美人妊身みぬ。

現代文訳

意富多々泥古(オオタタネコ)という人が神の子孫であると分かった理由は――

活玉依毘売(イクタマヨリビメ)はとても美しい少女でした。その少女の元に姿も衣装もとても立派な男性が、夜になるとやってくるのです。やがて、愛し合い二人は結ばれ、ともに暮らしているうちに、少女は妊娠してしまいました。
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解説

素性の知れぬ男
イクタマヨリヒメは素性の知れぬ男と結ばれて子供を身ごもります。この子供がオオタタネコに繋がる血統となります。

まぁ、それはいいとして。

ちょっとケツが軽いな、と思った人もいるでしょうが、当時の日本は女系家族です。女の権利というか権力が強い時代でした。夜這いにやってくる男に女が襲われるような気がしますが、実際は女のほうに選択権がありました……あんまり現代と変わらないような気もします。
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