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月立ちにけり
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ひさかたの 天の香具山 鋭喧(トカマ)に さ渡る鵠(クビ) 弱細(ヒハボソ) 撓(タワ)や腕(ガヒナ)を 枕かむとは 我(アレ)はすれど さ寝むとは 我(アレ)は思へど 何が著(ケ)せる 襲(オスヒ)の裾(スソ)に 月立ちにけり
とうたひたまひき。
とうたひたまひき。
現代文訳
天の香具山の上を渡る白鳥よ
その細長い首のようにか弱い腕を
枕にしたいと私は思うのだが
あなたと寝たいと思うのだが
あなたの衣服の裾に月が立ってしまった
と歌いました。
その細長い首のようにか弱い腕を
枕にしたいと私は思うのだが
あなたと寝たいと思うのだが
あなたの衣服の裾に月が立ってしまった
と歌いました。
解説
天の香具山は当然ながら大和にある山。ここを通る白鳥のように細い腕を枕にして眠りたいと思うが、生理が来ちゃったなぁ。
という話。
これって月のもの(=月経)と山に登る「月」を掛けているのだろうか???そう考えると下衆な気もしつつ、粋な気もする。
つまり山、白鳥とそしてそこの登る月。日本らしい風情のある光景です。月経と引っ掛けてなければ。
という話。
これって月のもの(=月経)と山に登る「月」を掛けているのだろうか???そう考えると下衆な気もしつつ、粋な気もする。
つまり山、白鳥とそしてそこの登る月。日本らしい風情のある光景です。月経と引っ掛けてなければ。
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