当芸野の上

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当芸野の上

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原文

其処より発ちて、当芸野(タギノ)の上に到りましし時、詔りたまはく、「吾が心、恒は虚(ソラ)より翔り行かむと念ひき。然るに今吾が足得歩まず、たぎたぎしくなりぬ」とのりたまひき。かれ、其地を号けて当芸(タギ)と謂ふ。

現代文訳

そこ(玉倉部の清水)から当芸野(タギノ)のあたりに到着したとき、

「わたしの心は、いつもならば、空を飛んでいるようだった。なのに、今の私の足は歩くこともできない。まったくはかどらない(=たぎたぎしい【道が凸凹してはかどらないという意味】)」

それでそこの地を当芸(タギ)と呼ぶようになりました。
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解説

当芸タギは現在の岐阜県養老郡養老町とも。

山の神の呪い
山の神の呪いによって体の自由が徐々に奪われるヤマトタケル。しかし、これ、単なる低体温症なんじゃね? とも思う。これだと雪解け水の玉倉部の清水を飲んだことが、余計に低体温症を悪化させたのではないか?とも。

個人的コラム

虚が空を表すなんて、ちょっと来る。
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