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当芸野
投稿日時:2017-11-10 13:33:50漢字・読み | タギノ |
当芸野(タギノ)
当芸野(タギノ)は古事記に登場する地名。日本書紀に対応する地名はない。
比定地岐阜県養老郡養老町の大悲閣が当芸野(タギノ)だといいます。
由来ヤマトタケルが伊吹山で神の呪いをかけられ、足が「タギタギシク」なったことが、タギノの地名の由来。
比定地岐阜県養老郡養老町の大悲閣が当芸野(タギノ)だといいます。
由来ヤマトタケルが伊吹山で神の呪いをかけられ、足が「タギタギシク」なったことが、タギノの地名の由来。
物語・由来
タギノから見て伊吹山は北西。伊吹山から降りて、尾張に向かったのだと思われます。尾張は宮簀媛(ミヤズヒメ)のいる場所であり、そこには草薙剣がある。草薙剣を持って行かなかったことが伊吹山で呪いをかけられる理由ですから、尾張に向かうのは理にかなっています。しかし、ヤマトタケルは宮簀媛に会うこともなく、大和へと向かうことになります。この辺りの物語には割愛された部分があるのか、そもそもがこの神話が美濃・尾張の神話でヤマトタケルの神話に組み込まれたからなのかは、なんとも言えない。
●この伊吹山の神話は、伊吹山から尾張へと冷たい風が吹くことを神話化したものではないかと思います。それが大和朝廷に参加する時にヤマトタケルの神話として吸収された。元々はこの地域の神話だったのでしょう。
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引用
古事記からの引用
当芸野の上
当芸野の上
そこ(玉倉部の清水)から当芸野(タギノ)のあたりに到着したとき、
「わたしの心は、いつもならば、空を飛んでいるようだった。なのに、今の私の足は歩くこともできない。まったくはかどらない(=たぎたぎしい【道が凸凹してはかどらないという意味】)」
それでそこの地を当芸(タギ)と呼ぶようになりました。
「わたしの心は、いつもならば、空を飛んでいるようだった。なのに、今の私の足は歩くこともできない。まったくはかどらない(=たぎたぎしい【道が凸凹してはかどらないという意味】)」
それでそこの地を当芸(タギ)と呼ぶようになりました。
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