足柄峠(アシガラトウゲ)

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足柄峠

投稿日時:2017-11-06 20:11:50
漢字・読みアシガラトウゲ
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足柄峠(アシガラトウゲ)

まとめ
●現在は神奈川県と静岡県の間にある。
●古事記ではヤマトタケルが土地の神の白い鹿をヒル(韮)を投げて殺した。その場所が足柄山。
日本書紀には「足柄山」という名前はないが、古事記の神話と同じものがあるが、舞台は信濃(長野県と岐阜県の一部)から美濃(岐阜県南部)の間の峠。

物語・由来

足柄峠(アシガラトウゲ)が古事記に登場する地名。古事記に対応する地名は見られない。現在の「足柄峠」は神奈川県と静岡県の間の峠のこと。

古事記では
ヤマトタケルは妻の弟橘比売を走水で失いながら何とか上総国へとたどり着き、平定します。東国を平定したので、大和へと帰ることにして、足柄峠を通る時に、ヤマトタケルを苦しめようとその土地の神が白い鹿に化けて襲うのですが、ヒル(韮)を投げて撃退します。
日本書紀では
日本書紀では古事記とほぼ同じ物語があるのですが、舞台は「信濃(長野県と岐阜県の一部)」で信濃から美濃(岐阜県南部)に抜ける物語となっています。よって古事記とは舞台となる土地が微妙に違う。
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足柄山って?

素直に考えると、古事記での舞台である足柄山は現在とは違って、信濃と美濃の間の土地だったんじゃないかと。もしくは足柄山という地名自体が珍しいものではなかったのではないかと。
「アシガラ」というのは「足が疲れる」とかそんな急な坂のある峠くらいのザックリとした言葉なのかも。

引用

古事記からの引用
足柄山の白い鹿
そして大和へと帰ろうと足柄峠に着いたときに乾飯(カレイイ【保存用に乾かした飯】)を食べていると、その足柄峠の坂の神が白い鹿に化けて、やってきました。
ヤマトタケルはその食いかけの蒜(ヒル【韮の仲間】)の端切れを投げつけると、目に当たって鹿に化けた神は死んでしまった。


日本書紀の引用
景行天皇(三十七)信濃の白い鹿を蒜で殺す
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