居寤清水(イサメノシミズ)

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居寤清水

投稿日時:2017-11-08 15:01:15
漢字・読みイサメノシミズ
別名居醒泉
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居寤清水(イサメノシミズ)

まとめ
●古事記に登場する場所。伊吹山のどこか。
日本書紀では居醒泉と記述される。
ヤマトタケルは伊吹山の神に幻惑されてしまう。そこで玉倉部の清水を飲んで回復する。その清水が「居寤清水」です。

物語・由来

居寤清水(イサメノシミズ)は古事記に登場する地名。日本書紀では「居醒泉(イサメガル)」と記述される。ニュアンスはほぼ同じ。伊吹山(滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町)の中のどこか。

玉倉部の清水

東国の平定を終えたヤマトタケルは大和へと帰還することにします。その道の途中で、伊吹山に立ち寄り、ついでに神を退治しようとするのですが、逆にその神に幻惑されてしまいます。その幻惑を解くために清水を飲みました。その清水が湧く場所が「居寤清水(イサメノシミズ)」。
ネーミングは目覚めるための水!って感じですね。

古事記によればこの居寤清水は「玉倉部」の清水であるとしています。日本書紀では「山の下の泉」という記述です。玉倉部というのは玉を保管する倉庫の部署のことで、古代では山で玉(宝石のこと)を磨いていたんでしょうね。もしくは玉というのは川の流れで削られて角の取れた綺麗な石のことだったのかもしれないです。
その玉倉部の泉で水を飲むと目が覚めた。
玉には霊力があり、玉を磨く清水がヤマトタケルを回復させたのは、古代の感覚では辻褄の合うものだったのではないかと思われます。
つまり、その泉は冷たく、綺麗な…つまり魔を払う力のある水…だと考えていた。
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引用

古事記からの引用
玉倉部の清水
ヤマトタケルは帰ろうと山を下りました。
その途中、玉倉部(タマクラベ)の清水(シミズ)にたどり着き、休息すると、落ち着いてきました。
そこでその清水を居寤清水(イサメノシミズ)と呼ぶようになりました。


日本書紀からの引用
景行天皇(三十八)イブキヤマの主神の大蛇
その時、山の神は雲を起こして氷を降らせました。峰には霧がかかり、谷は暗くなり、どこに向かえばいいか道も分からなくなった。彷徨ってあちこち行きましたが、どこを通ったかも分かりません。それでも霧を凌いで、強引に進みました。するとようやっと抜けることが出来ました。ですが、心は惑い、酔っているようでした。そこで山の下の泉のそばで、その水を飲むと(酔いが)覚めました。それでその泉を居醒泉(イサメガル)といいます。
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