七拳脛(ナナツカハギ)

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七拳脛

投稿日時:2017-11-15 21:19:27
漢字・読みナナツカハギ
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七拳脛(ナナツカハギ)

まとめ
ヤマトタケルが東征した時に帯同した人物。
日本書紀では七掬脛(ナナツカハギ)と表記される。
●膳手…料理人であると記述される。

物語・由来

七拳脛(ナナツカハギ)は古事記に登場する人物名。日本書紀では七掬脛(ナナツカハギ)と表記される。古事記によると久米直の先祖。膳手(=料理人)としている。
名前から考える
七拳は拳七子分って意味の言葉。案に「長い」ってこと。脛はスネのこと。ナナツカハギで「脛が長い」ってことで、分かりやすく日本語で書くと「足長さん」ってことかな。似たようなネーミングの人物に「ナガスネヒコ」というのが神武天皇のところに登場します。
膳手
膳手は料理人のこと。料理人がヤマトタケルの東国平定に帯同するってのは、単に食事の世話をしに行った!ということではなくて、神にお供えする料理を作る人物であり、宗教的な人…神官の一種だと思います。
当時は戦争は神頼みという性質があったというのと、ヤマトタケルの東国平定には「大和の神を布教する」という性質があったんじゃないのかと。
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引用

古事記からの引用
久米直の祖、名は七拳脛
ヤマトタケルが東征したときに、久米直(クメノアタヒ)の祖先の七拳脛(ナナツカハギ)が料理人として付き従っていました。

日本書紀からの引用
景行天皇(三十)斧鉞を承り再拝し…
天皇は吉備武彦(キビノタケヒコ)と大伴武日連(オオトモノタケヒノムラジ)に命じて、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)に従わせました。また七掬脛(ナナツカハギ)を膳夫(カシワデ)にしました。
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