三重のまがり

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三重のまがり

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原文

其地より幸して三重村の到りましし時、また詔りたまはく、「吾が足は三重の勾(マガリ)の如くして、甚疲れたり」とのりたまひき。かれ、其地を号けて三重(ミエ)と謂ふ。

現代文訳

ヤマトタケルは三重村へと到着しました。

「わたしの足は三重に曲がったまがり餅のようで、とても疲れた」
と言いました。

そこでその土地を「三重」と呼ぶようになりました。

解説

まがり餅は米をこねて曲げてあげたお菓子。果たして「まがり」が「まがり餅」だと直結できるのかはよくわかりませんが――まぁ「三重のマガリのごとく」という文章から言うとまがり餅というか「三重のまがり」という造形のお菓子があったという方がすっきりしますね。それだけ「ヘトヘト」という意味でしょう。

ちなみにネットで見ると三重では鉄工業が盛んでその公害で足が曲がった人が実際にいた、という話を見かけましたが、うーん、まぁ、ねぇ。
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