竹斯嶋の兵の要請・百済の献上品

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欽明天皇(六十四)竹斯嶋の兵の要請・百済の献上品

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原文

別奏「若但斯羅者、有至臣所將軍士亦可足矣。今、狛與斯羅同心戮力、難可成功。伏願、速遣竹斯嶋上諸軍士、來助臣国・又助任那、則事可成。」又奏「臣、別遣軍士萬人助任那、幷以奏聞。今事方急、單船遣奏。但奉好錦二疋・毾㲪一領・斧三百口・及所獲城民男二女五。輕薄、追用悚懼。」

現代語訳

別に申し上げて言いました。
「もし、ただ斯羅(シラキ)だけであれば、有至臣(ウチノオミ)が連れてきた軍士(イクサビト)で足りるでしょう。今、狛(コマ=高麗)と斯羅が心を同じにして力を合わせています。成功は難しいでしょう。伏して願わくば、速やかに竹斯嶋(ツクシノシマ=筑紫島=九州のこと)の上のもろもろの軍士を派遣して、わたしめの国へと来て助けてください。また任那を助ければ、事は成功するでしょう」
また、申し上げて言いました。
「わたしめは、別に軍士を万人も派遣して任那を助けましょう。あわせて申し上げます。今、事はまさに緊急です。単船(ヒトヘフネ=簡単な船で速い)で使者を派遣して奏上します。ただし、良い錦(ニシキ=布)2匹、毾㲪(オリカモ=獣の毛でできた絨毯)1領・斧300口、及び、捕らえた城の民を男2人女5人を献上します。軽薄(イヤシ=献上したものが少ないという意味)で、畏まっております(献上したものが少なくて恐縮という意味)。
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解説

新羅だけなら勝てるけど、高麗も同調しているから、このままでは勝てない。だから筑紫の兵を回してくれよ!という百済の主張です。そんなに緊急なのかね?

錦の布が2匹、絨毯が1領に対して斧が300口ってどういうバランスなのか。おそらく、朝鮮では鉄がたくさん取れたから斧の価値が低かったのでしょう。しかし、それにしても何千人もの兵を求める割には、献上品がしょぼい。わたしは百済という国、いや、朝鮮半島には人口がそもそも少なかったのではないかと思っています。
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