ホデリ命とホオデリ命

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ホデリ命とホオデリ命

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原文

故、火照命は海佐知毘古と為て、鰭の広物、鰭の狭物を取り、火遠理命は山佐知毘古と為て、毛の麁物、毛の柔物を取りたまひき。

現代語訳

火照命(ホデリ命)は海佐知毘古(ウミサチヒコ=海幸彦)となり、背鰭の広い魚や背鰭の小さな魚を取っていました。火遠理命(ホオデリ命)は山佐知毘古(ヤマサチヒコ=山幸彦)となり、毛の粗い動物や、毛の柔らかい動物を取っていました。

解説

さて海幸彦と山幸彦の話に入る前に
今まで、スサノオオオクニヌシニニギと「神」が主役として活躍していました。神と言っても人間臭くて、どこか憎めない神ですが、一応神様でした。それが急に海幸彦と山幸彦……言い方はあれですが、ようは漁師と猟師のお話です。このお話「海幸彦・山幸彦」はもちろん「神の活躍」を描いているのですが、どうして「火」の三兄弟が「猟師・漁師」になったのか??? そして三兄弟だったのに、二人しか出ないのはなぜか??? ニニギとともに降り立った神々はどうなったのか?? 三種の神器は大丈夫なのか?? そういうことが全然描かれません。
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