鏡作部(カガミツクリベ)

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鏡作

漢字・読みカガミツクリ
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概要

石凝姥神(イシコリドメ)を祖先とする大和朝廷の部署。
銅に錫(スズ)・鉛・亜鉛を加えて強くして、鏡だけでなく他の道具を作る技術者集団のこと。弥生時代には技術者はいた。それを古墳時代に大和朝廷がまとめて部署を作った。
「カガミ(覚美・香美・各務)」という地名は鏡作部にちなんでいる(彼らが住んでいたと思われる)。大和・伊豆に鏡作郷という集落があった。また摂津・美濃・美作・安芸にカガミ(覚美・香美・各務)が地名として残っています。

物語・由来

第七段一書(二)-1日神が臭くなる
それで神々は心配して、すぐに鏡作部(カガミツクリベ)の遠い祖先である天糠戸(アメノヌカト)に鏡を作らせ、忌部(イムベ)の遠い祖先である太玉(フトダマ)に幣(ニキテ)という麻や木綿で出来た布を作らせ、玉作部(タマツクリベ)の遠い祖先の豊玉(トヨタマ)に玉を作らせました。

第七段一書(三)-2これほど素晴らしい歌は聞いたことが無い
アメノコヤネは天香具山(アメノカグヤマ)の眞坂木(マサカキ=植物名)を掘り出して、上の枝には鏡作(カガミツクリ)の遠い祖先の天拔戸(アマノヌカト)の子供の石凝戸邊(イシコリトベ)が作ったが作った八咫鏡(ヤタノカガミ)を掛け、

第九段一書(一)―4天津日嗣は天地の在る限り永遠です
中臣氏の先祖の天兒屋命(アメノコヤネミコト)、忌部(イムベ)の先祖の太玉命(フトダマミコト)、猿女の先祖の天鈿女命(アメノウズメミコト)、鏡作(カガミツクリ)の先祖の石凝姥命(イシコリドメノミコト)、玉作(タマツクリ)の先祖の玉屋命(タマノヤノミコト)、以上の五部(イツトモノオ)の神をニニギに同伴にさせました。
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