天探女(アメノサグメ)

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アメノサグメ

漢字・読み天探女
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概要

天探女(アメノサグメ)は天稚彦(アメノワカヒコ)の侍女というか従者という存在。ワカヒコをたぶらかし、高天原に文字通り弓引かせることになるトリックスター。後に「天の邪鬼(アマノジャク)」になったとも言われます。

ポルトガル語と日本語の辞書で室町末期に成立した日葡辞書(ニッポジショ)には「アマノザコ」に「さしでがましいもの。干渉好きの人。おしゃべり屋」とあり、天探女(アメノサグメ)のキャラクターと合致する。

物語・由来

第九段本文―2反矢(カエシヤ)、畏(オソ)るべし
その雉(キジ)が飛んで地上に降りて、天稚彦(アメノワカヒコ)の門の前に立てる湯津杜木(ユツカツラ…葉の茂った桂の木)の梢に止まりました。
すると天探女(アメノサグメ)が、そのキジを見て、天稚彦(アメノワカヒコ)に言いました。
「奇妙な鳥が来て、カツラの木の梢に停まっております」

第九段一書(一)―1天鹿兒弓と天眞鹿兒矢
キジは地上へと飛び降り、天稚彦(アメノワカヒコ)の屋敷の門の前の湯津杜樹(ユツカツラ=よく茂った桂の木)の枝に停まり、鳴きました。
「天稚彦(アメノワカヒコ)はどうして、八年もの間、報告が無いのか??」
その時、国津神が居ました。天探女(アマノサグメ)といいます。そのキジを見て言いました。
「鳴き声の悪い鳥が、この木の上にいます。これを射殺しましょう」
天稚彦(アメノワカヒコ)は天津神から貰った天鹿兒弓(アマノカゴユミ)と天眞鹿兒矢(アマノマカゴヤ)を手に取ってキジを射ち殺しました。
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