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アメノサグメ
漢字・読み | 天探女 |
概要
天探女(アメノサグメ)は天稚彦(アメノワカヒコ)の侍女というか従者という存在。ワカヒコをたぶらかし、高天原に文字通り弓引かせることになるトリックスター。後に「天の邪鬼(アマノジャク)」になったとも言われます。
ポルトガル語と日本語の辞書で室町末期に成立した日葡辞書(ニッポジショ)には「アマノザコ」に「さしでがましいもの。干渉好きの人。おしゃべり屋」とあり、天探女(アメノサグメ)のキャラクターと合致する。
ポルトガル語と日本語の辞書で室町末期に成立した日葡辞書(ニッポジショ)には「アマノザコ」に「さしでがましいもの。干渉好きの人。おしゃべり屋」とあり、天探女(アメノサグメ)のキャラクターと合致する。
物語・由来
第九段本文―2反矢(カエシヤ)、畏(オソ)るべし
第九段一書(一)―1天鹿兒弓と天眞鹿兒矢
その雉(キジ)が飛んで地上に降りて、天稚彦(アメノワカヒコ)の門の前に立てる湯津杜木(ユツカツラ…葉の茂った桂の木)の梢に止まりました。
すると天探女(アメノサグメ)が、そのキジを見て、天稚彦(アメノワカヒコ)に言いました。
「奇妙な鳥が来て、カツラの木の梢に停まっております」
すると天探女(アメノサグメ)が、そのキジを見て、天稚彦(アメノワカヒコ)に言いました。
「奇妙な鳥が来て、カツラの木の梢に停まっております」
第九段一書(一)―1天鹿兒弓と天眞鹿兒矢
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