アメノイワトワケ

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アメノイワトワケ

漢字・読み天石門別神
別名天石戸別神・櫛石窓神・豊石窓神
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概要

石の門というのは、ようは城門のようなイメージです。この神様は天界の門番。悪霊の侵入を防ぐ役割があったとされます。オモイカネ神・アメノタヂカラオ神と共に、ニニギに随伴して地上に降臨します。
別名が櫛石窓神(クシイワトノカミ)・豊石窓神(トヨイワトノカミ)。
まとめ
ニニギの天孫降臨に随伴したが「五伴緒」とは違う。
●魔を祓い、守る「戸」の神様
天皇の宮の周囲の門に祀られていた神。
●古事記にしか登場しない。
●古語拾遺によると天太玉命(アメノフトダマ)の子供。
●天孫降臨の時以外には登場しない。ニニギの天孫降臨に随伴する神は大抵、高天原の物語(主に天岩戸のくだり)に登場するのに、アメノイワトワケは他に登場しない。
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物語・由来

古来、天皇の宮殿の門に祀られて
天皇の宮殿の四方の門にはこのアメノイワトワケと同一神と見られる櫛石窓神・豊石窓神が祀られていて、悪いものの侵入を防いでいた。

世界遺産の厳島神社の門客神社には櫛石窓神・豊石窓神が祀られています。
他にでてこない
日本神話にはちょいしか登場しない神様なんて幾らでも出てくるので、チョイ役の神様自体は珍しくないのですが、「天孫降臨」のところで出てくる他の神(五伴緒など)は、高天原の物語に関わっているのですが、同じ随伴するアメノイワトワケだけは、ここだけの登場です。
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性格・能力

三種の神器と神々をさらに追加(古事記)
アマテラス天岩戸から誘い出した八尺の勾玉(ヤサカノマガタマ)・鏡と草那芸剣(クサナギの剣)、それに常世思兼神(常世の国オモイカネ神)、手力男神(タヂカラオ神)、天石門別神(アメノイワトワケ神)を加えて

アメノイワトワケ神とタヂカラオ神(古事記)
次に天石戸別神(アメノイワトワケノカミ)
別名を櫛石窓神(クシイワマドノカミ)
別名を豊石窓神(トヨイワマドノカミ)といいます。
この神は宮廷の門を守る神です。
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神社や関連する土地

櫛岩窓神社
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