草那芸剣(クサナギノツルギ)

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草那芸剣

投稿日時:2017-11-01 20:43:40
漢字・読みクサナギノツルギ
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草那芸剣(クサナギノツルギ)

まとめ
スサノオヤマタノオロチを退治した際にその尻尾から出てきた剣のこと。
●ただし、「クサナギ」の名前の由来はヤマトタケルが火攻めにあった際に草を薙ぎ払ったことが由来なので、これ以前に「草那芸」と記述されるのはおかしい。しかし、これ以前にもそう書いてある。
●このページでは古事記の「草那芸剣」についてのまとめてある。

物語・由来

草那芸剣(クサナギノツルギ=草薙の剣)は古事記に登場する剣の名前。古事記では別に都牟刈の大刀(ツムカリノタチ)とも表記される。日本書紀では草薙剣・天叢雲剣と表記される。三種の神器の一つ。ただし、三種の神器という言葉は記紀には無い。

初出としてはスサノオヤマタノオロチを退治し、尻尾を切ると出てくる。ただし、草薙という名前は、ヤマトタケルが火攻めにあって草をなぎ払ったことからきているので、この時点では「草那芸剣」ではなく、「都牟刈の大刀(ツムカリノタチ日本書紀では天叢雲剣)」のハズ。しかし、ニニギが天孫降臨する時にも「草那芸剣」と表記されているし、倭姫がヤマトタケルに渡すときも草那芸剣と表記されている。
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引用

古事記からの引用
クサナギの剣があらわれる
怪しいと思い、剣の先で尾を刺し裂いて見ると、都牟刈の大刀(ツムカリノタチ)がありました。
それでこの太刀を取り、不思議なものと思い、天照大御神アマテラスオオミカミ)に報告して奉りました。これが草那芸の大刀(クサナギノタチ=草薙剣)です。

三種の神器と神々をさらに追加
アマテラス天岩戸から誘い出した八尺の勾玉(ヤサカノマガタマ)・鏡と草那芸剣(クサナギの剣)、それに常世思兼神(常世の国オモイカネ神)、手力男神(タヂカラオ神=アメノタヂカラオ)、天石門別神(アメノイワトワケ神)を加えて

草那芸剣と袋を受け取る
ヤマトタケルが憂い泣いていると、ヤマトヒメは草那芸剣(クサナギノツルギ)と袋をヤマトタケルに渡しました。

美夜受比売の答え
そして二人は結婚しました。
そしてヤマトタケルが持っていた草那芸剣(クサナギノツルギ)を美夜受比売(ミヤズヒメ)の元に置いておいて、息吹山の神を討ち取りに行きました。
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