出雲建(イズモタケル)

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出雲建

投稿日時:2017-10-29 11:19:37
漢字・読みイズモタケル
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出雲建(イズモタケル)

出雲建(イズモタケル)は古事記に登場する人物名。イズモタケルという名前は「出雲という地域の強い人」という意味で、おそらく「出雲の権力者」を表しているのではないかと思います。景行天皇(13代)の皇子ヤマトタケルに殺害される。

日本書紀では「イズモタケル」という単語が見られるが、古事記ではイズモタケルはヤマトタケルに策略によって殺されるが、日本書紀では、ヤマトタケルがイズモタケルを殺害するシーンはない。

日本書紀での似た記述

ただし、ヤマトタケルがイズモタケルを殺害する策略(木で出来た偽物の刀を渡してだまし討ちする)と全く同じ策略で殺害する物語が崇神天皇の「崇神天皇(二十二)イズモノフルネ(日本書紀)」に見られる。
日本書紀崇神天皇のところでは、殺す方が「出雲振根(イズモノフルネ)」、殺される方が「飯入根(イイイリネ)」となっている。また、古事記でヤマトタケルがイズモタケルを殺害した時に歌った歌が、そこで掲載されている。

ちなみに弟を殺した出雲振根は、弟の甘美韓日狹(ウマシカラヒサ)とその子供の鸕濡渟(ウカヅクネ)の密告によって、朝廷から吉備津彦(キビツヒコ)と武渟河別(タケヌナカワワケ)が派遣されて、殺されている。
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引用

古事記からの引用
ヤマトタケルとイズモタケル
「出雲国」へと入り、その首長である「出雲建(イズモタケル)」を殺そうと考えました。
到着すると倭建命(ヤマトタケルノミコト)はすぐに出雲建(イズモタケル)と友人となりました。
そしてひそかにイチイ(櫟【=木の名前】)で偽の刀を作り、それを身に着けて、出雲建(イズモタケル)と肥河で水浴びをしました。
倭建命(ヤマトタケルノミコト)は水浴びを終えて、河より上がり、出雲建(イズモタケル)が解いて置いていた刀を取り、
「刀を取替えよう」
と言いました。
出雲建(イズモタケル)は河から上がり、倭建命(ヤマトタケルノミコト)の偽者の刀を身に着けました。

刀を取り替える策略
倭建命(ヤマトタケルノミコト)と出雲建(イズモタケル)は刀を抜こうとしたが、出雲建の刀は偽者だったので、抜けなかった。
倭建命(ヤマトタケルノミコト)は刀を抜き、出雲建を切り殺した。そして歌を歌った。
やつめさす 出雲建(イズモタケル)が 佩(ハ)ける刀 黒葛(ツヅラ)さは巻き さ身無しにあはれ


日本書紀での対応箇所
崇神天皇(二十二)イズモノフルネ(日本書紀)
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