倭建御子(ヤマトタケルノミコ)

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倭建御子

投稿日時:2017-10-28 13:37:43
漢字・読みヤマトタケルノミコ
別名小碓ヤマトタケル・倭建命・倭男具那命・小碓王・日本武皇子・日本童男
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倭建御子(ヤマトタケルノミコ)

倭建御子(ヤマトタケルノミコ)は古事記に登場する人物名。古事記における「小碓(オウス)・ヤマトタケル倭建命倭男具那命」、日本書紀における「小碓王・日本武皇子・日本童男」と同じ人物。

物語・由来

クマソタケル退治を命じられた小碓(オウス)は、女装して宴会に忍び込んで、隙をついてクマソタケル兄弟を殺します。その途中で、クマソタケルから、「倭男具那王(ヤマトオグナノミコ)」ではなく、「倭建御子(ヤマトタケルノミコ)」を名乗るように言われ、ここから「小碓=ヤマトオグナ」は「ヤマトタケル」となります。

タケルは「大人の男」で、オグナは「少年」。どうも成人儀礼を表す物語なんじゃないかと思われます。オオナムチが大国主と改名することで地上の権力者となる経緯と似ています。
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引用

古事記からの引用
ヤマトタケルのクマソ征伐
熊曽建は言いました。
「まさにその通りでしょう。
西には我らを除いて強いものは居ない。
しかし、大和には我らよりも強い男がいた。
私の名前を献上しよう。
これより倭建御子(ヤマトタケルノミコ)名乗れ」
その言葉を聴いて、オウス命はクマソタケルを熟した瓜を割くように切り裂いて殺しました。
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