倭男具那王(ヤマトオグナノミコ)

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倭男具那王

投稿日時:2017-10-28 13:35:31
漢字・読みヤマトオグナノミコ
別名小碓ヤマトタケル・倭建命・倭男具那命・小碓王・日本武皇子・日本童男
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倭男具那王(ヤマトオグナノミコ)

倭男具那王(ヤマトオグナノミコ)は古事記に登場する人物名。古事記における「小碓(オウス)・ヤマトタケル倭建命倭男具那命」、日本書紀における「小碓王・日本武皇子・日本童男」と同じ人物。

物語・由来

よって、景行天皇の皇子で、大碓とは双子。古事記では景行天皇が気に入った姉妹を大碓が横取りして、関係が悪化した時に、小碓(=倭男具那王)が大碓を殺害。その気性の荒さを恐れた景行天皇は小碓に従者をつけずに熊襲退治を命じる。
日本書紀では双子の兄の大碓殺害はない。
日本書紀では熊襲退治に従者をつけている。

倭男具那王はその古事記の熊襲退治の際の「名乗り」で言った名前。よって「倭男具那王」という記述は古事記に一回しか現れない。

オグナは日本書紀では「童男」と表記されることから、「子供」のこと。これがクマソタケルを暗殺したことで「ヤマトタケル」と名前が変わる。おそらく「成人儀礼」の神話化ではないかと思われます。
これはオオナムチが大国主に変化することで出雲の盟主…地上の権力者となる経緯と似ている。
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引用

古事記からの引用
オウス命は名乗る
オウス命は
「わたしは纒向(マキムク)の日代宮(ヒシロノミヤ)で日本を治める大帯日子淤斯呂和気天皇(オホタラシヒコオシロワケ)の子供、名前は倭男具那王(ヤマトオグナ)だ。
お前達、熊曽建(クマソタケル)二人が、従わず無礼だと景行天皇は聞き、殺してしまえと派遣されたのだ」
と言いました。
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