表筒男・中筒男・底筒男神

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神功皇后(三)表筒男・中筒男・底筒男神

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原文

於是、審神者曰「今不答而更後有言乎。」則對曰「於日向国橘小門之水底所居而水葉稚之出居神、名表筒男・中筒男・底筒男神之有也。」問「亦有耶。」答曰「有無之不知焉。」遂不言且有神矣。時得神語、隨教而祭。然後、遣吉備臣祖鴨別、令擊熊襲国、未經浹辰而自服焉。且荷持田村荷持、此云能登利有羽白熊鷲者、其爲人强健、亦身有翼、能飛以高翔、是以、不從皇命。毎略盜人民。

現代語訳

審神者(サニワ)が言いました。
「今、答えないとしても、後にまた(神の)言葉があるかもしれません」
それで答えがありました。
「日向国(ヒムカノクニ)の橘小門(タチバナノオド)の水底(ミナソコ)に居る水葉(ミナハ=海草)のように稚(ワカヤカ=幼い=スクスクと)出る神、名前は表筒男(ウワツツノオ)・中筒男(ナカツツノオ)・底筒男神(ソコツツノオ)の神がいます」
また問いました。
「ほかに(神は)いますか?」
答えました。
「有るとも、居ないとも分からない」
ついに、神がいるとは言わなくなりました。
そのときの神の言葉を得て、教えられた通りに祀りました。そうして後に吉備臣の祖先の鴨別(カモノワケ)を派遣して、熊襲国を撃たせました。それからしばらく経って自分から服属してきました。また、荷持田村(ノトリノタノフレ=地名)に羽白熊鷲(ハシロクマワシ)という者がいました。その人と成りは強くて怖いものでした。その身には翼があり、よく飛んで高く翔けました。それで皇命(オオミコト天皇の命令)に従わず、常に人民から略奪をしました。
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解説

経緯
審神者(サニワ)とは中臣烏賊津使主です。皇后の部下で仲哀天皇が亡くなったのを受けて集めた4人の有力者の一人です。彼らに「仲哀天皇が死ぬ原因となった神について」神に尋ねたところ、3柱の神の名が出て、そこについかの「住吉大神」がこのページで登場しました。


前回「神功皇后(二)天疎向津媛命と尾田吾田節之淡郡所居神と事代主」で登場した神が伊勢の神と伊勢の近くの海の神と、海に沈んだ事代主であり、ここに住吉というまた「海」の神が加わったわけで、この仲哀天皇の死に関わった神は「海」の神ということになります。
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