辺津那芸左毘古神(ヘツナギサビコノカミ)

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ヘツナギサビコノカミ

漢字・読み辺津那芸左毘古神
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概要

まとめ
イザナギ黄泉の国から帰ってきて右の腕輪を外した時に生まれた神の1柱。
●水関係の神と思われる。

物語・由来

辺津那芸左毘古神(ヘツナギサビコノカミ)はイザナギ黄泉の国から帰ってきて穢れた衣服やアクセサリーを脱いだ時に右の腕輪から生まれた神の1柱。
水関係の神とされます。古事記にのみの登場で日本書紀には見られません。
腕輪から生まれた神が「奥」と「辺」で対になっていて、「ザカル」「ナギサビコ」「カイベラ」で1セットになっていて6柱。3柱でセットなのは水関係の神と相場が決まっているし、「ナギサ」という名前もあるし、水関係は間違いがなさそう。

腕輪から生まれた神が水関係なのは、腕輪が翡翠でできていたからではないかと思いますが、翡翠のことなんて書いてないのでなんとも。
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引用

衣服から産まれた神々
投げ捨てた左の腕輪から成ったのは奥疎神(オキザカルノカミ)です。
次に奥津那芸左毘古神(オキツナギサビコノカミ)です。
次に奥津甲斐弁羅神(オキツカヒベラノカミ)です。
投げ捨てた右の腕輪から成ったのは辺疎神(ヘザカルノカミ)です。
次に辺津那芸左毘古神(ヘツナギサビコノカミ)です。
次に辺津甲斐弁羅神(ヘツカヒベラノカミ)です。
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