スポンサードリンク
大入杵命
漢字・読み | オオイリキノミコト |
大入杵命(オオイリキノミコト)
大入杵命(オオイリキノミコト)は古事記に登場する人物。
皇族。
性別は不明。
日本書紀では登場しない。
古事記にのみ記述がある。
活躍はなく、婚姻・子息子女の記述もないが、子孫として能登臣が挙げられている。
古事記では意富阿麻比売の産んだ子供は4人ですが、日本書紀では尾張大海媛が産んだ子供は3人。つまり日本書紀では大入杵命は割愛されている。なぜかは分からない。能登臣という氏族の先祖だから、それなりに記述する価値はあると思うが……
皇族。
性別は不明。
日本書紀では登場しない。
古事記にのみ記述がある。
活躍はなく、婚姻・子息子女の記述もないが、子孫として能登臣が挙げられている。
古事記では意富阿麻比売の産んだ子供は4人ですが、日本書紀では尾張大海媛が産んだ子供は3人。つまり日本書紀では大入杵命は割愛されている。なぜかは分からない。能登臣という氏族の先祖だから、それなりに記述する価値はあると思うが……
解説
古代での能登は大和…つまり中央から見れば辺境というか、海の向こうという感覚すらあった。異郷・外国ってところです。ただ、能登は良港で外国との取引も多かったはずです。ここでの外国は朝鮮よりは中国東北部の異民族と、日本の東北の「蝦夷」です。日本書紀で割愛されたのは「取るに足らない地方伝承」であるという判断があったのでしょう。でも、崇神天皇の時代にのちに能登臣の子孫に連なるこの人物が生まれているということは、この時代に能登と大和にはつながりがあったってことでしょう。どうしてつながりがあったか? 四道将軍だったり、越国への派遣の際に関係が出来たのでしょう。
この時代に能登が大和朝廷に参加した。
参加とは言わないまで関係を持った。
蝦夷など異民族との取引を能登が仲立ちしていたのでしょう。
それで能登の神だった大入杵命が崇神天皇の皇子として入った。
そんなところではないかなと。
名前から考える
素直に考えて杵は農機具ですから、農業神のことでしょう。もしくは本来は「木根」かも。根の国の神で、やはり農業神ですが、特に穀物神の性質を強く持っていたのかもしれない。
この時代に能登が大和朝廷に参加した。
参加とは言わないまで関係を持った。
蝦夷など異民族との取引を能登が仲立ちしていたのでしょう。
それで能登の神だった大入杵命が崇神天皇の皇子として入った。
そんなところではないかなと。
名前から考える
素直に考えて杵は農機具ですから、農業神のことでしょう。もしくは本来は「木根」かも。根の国の神で、やはり農業神ですが、特に穀物神の性質を強く持っていたのかもしれない。
スポンサードリンク
出自と子孫
古事記からの引用
スポンサードリンク
SNSボタン
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocketページ一覧
用語・神名などの表紙へ
スポンサードリンク