古語拾遺36 遺りたる二

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古語拾遺36 遺りたる二

投稿日時:2019-09-05 18:28:27
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原文

夫 尊祖敬宗 禮教所先 故 聖皇登極 受終父祖 類于上帝 禋于六宗 望于山川 徧于群神 然則 天照大神者 惟祖惟宗 尊無與二 因 自餘諸神者 乃子乃臣 孰能敢抗 而 今神祇官班幣之日 諸神之後 叙伊勢神宮 所遺二也

現代語

祖先を尊び、宗(キミ=君主)を敬うことは礼教(ミヤノオシエ=儒教の礼儀)よりも優先するものである。聖皇(スメラミコト天皇)の登極(アマツヒツギシロシメ=即位)して、父祖から受け継ぎ、上帝を類(マツ)り、六宗(ムツノカミ)を禱り、山川(ヤマカワノカミ)を望(マツ)り、群神(カミガミ)を徧(マツ)るのです。天照大神(アマテラスオオカミ)は祖先であり君主であり、尊いもので並ぶものはない。なので他の諸々の神々は子であり臣であり、誰も逆らってはいけない。今、神祇官は班幣を奉納する日が諸々の神々の後に伊勢神宮が来ている。これが問題の二つ目である。
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解説

天皇アマテラスの子孫であるから天皇であり、朝廷は天皇をトップとした組織なのに、なぜかアマテラスを祀る伊勢神宮が幣帛を奉納する日が後に回されているのが、問題であると古語拾遺は主張しているわけです。

神祇官から幣帛が奉納される順番は宮中30座→京中3座→山城国53座→大和国128座→河内国23座→和泉国1座→摂津国26座→伊勢国14座と、伊勢神宮はかなり後になっている。古語拾遺はここが問題だと言っている。
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