夏越の祓と天岩戸の神事

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夏越の祓と天岩戸の神事

漢字・読みナゴシノハライトアマノイワトノシンジ
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概要

まとめ
天岩戸の神事は長い梅雨を祓うためのもの
●梅雨のジメジメの中で雑菌が繁殖し、食中毒が起きやすくなる。その恐怖が穢れであり、その穢れを祓うのは夏越の祓
天岩戸神事と夏越の祓いは同根の神事ではないか?
●茅の輪は異界との境界か、茅の輪が太陽を表している可能性もあるが……

梅雨は雑菌が繁殖する

日本人は梅雨を嫌った。
特に長い梅雨を嫌った。

長い梅雨のために、日照不足になる。
それだけじゃなく、長雨で湿度が高い状況が長く続き、ものが腐りやすくなる。そして食中毒が起き、疫病も起きる。人が死んでいく。

そこで、長い梅雨を嫌った。
その最も強い神事が天岩戸だった、のでしょう。
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夏越の祓い

夏越の祓いと梅雨の穢れ
夏越しの祓は、別名を水無月の祓えと言います。水無月は6月のこと。

天岩戸の神事が太陽を呼び寄せる神事なら、夏越の払いは梅雨時期の雑菌の穢れを祓う神事です。もちろん、古代には「雑菌」という科学的な知識はありませんが、梅雨の時期はカビが発生し、空気が淀み、食べ物が腐る。穢れが増す時期と考えたとしても不思議ではありません。
わたしは夏越しも本来は、「水無月越し」だったのではないか?とも疑っています。

茅の輪と穢れ
夏越の祓の神事では茅の輪潜りを行います。茅(カヤ)で出来た輪を潜ることで、ケガレを落とすという意味があるとされます。
●茅は特別な植物です。
●茅は連作障害を起こさず、どんどんと繁殖します。そこで日本人は茅で屋根を葺(フ)いたり、家畜の餌にしました。
●連作障害を起こさず、繁殖するその「力強さ」に、霊威を感じ、穢れを祓うと考えたのでしょう。


茅の輪を潜るということが、天岩戸でアマテラスが出てくることと同根ではないか?とも思っています。ただし、天岩戸の神事が夏越しの祓になった、という意味ではなく、梅雨の高湿度による食中毒の恐怖が同根になって、太陽の再来を願うという意味で、同じ意味合いを持っているという程度です。
●それでも、茅の輪が太陽そのものを表していた可能性や、異界との境界を表していた可能性はあると思います。「輪」を作る必要がないからです。束ねた茅で、体をはたいた方が「穢れが落ちる」感じがします。
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蘇民将来について

ちなみに蘇民将来の話は、日本的な説話ではないので、儒教・仏教の考えが入ってきてから作られたか、中国から伝わったのではないか?と思います。というのも、日本人には「正しい人は救われて、悪い人が罰される」という考えがないからです。
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