生大刀・生弓矢・天の詔琴

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生大刀・生弓矢・天の詔琴

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原文

爾に其の神の髪を握りて、其の室の椽毎に結ひ著けて、五百引の石を其の室の戸に取り塞えて、其の妻須勢理毘売を負ひて、即ち其の大神の生大刀と生弓矢と、及其の天の詔琴を取り持ちて逃げ出でます時、其の天の詔琴樹に払れて地動み鳴りき。

現代語訳

大穴牟遅神(オオナムチ神)は眠ったその神(=スサノオ)の髪を握って、部屋の垂木(=柱)ごとに結んで付けて、五百引の石(500人でやっと引っ張れるような大きな岩)をその部屋の入り口の戸に置いて塞ぎ、そして妻である須勢理毘売(スセリヒメ)を背負って、その大神(=スサノオ)の生大刀(イクタチ)と生弓矢(イクユミヤ)と天の詔琴(アメノノリゴト)を持って逃げるとき、天の詔琴が木に触れて大地が揺れるような大きな音がしました。
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解説

ムカデを取ってくれたからと急にオオナムチが可愛く思えて、安心して眠ってしまったスサノオの髪を、柱に括りつけて動けなくしてから、入り口に岩を置いて、刀・弓・琴とスサノオの娘スセリヒメを背負って逃げ出します。そのとき琴が木に当たって音が鳴ってしまう…というところまでです。
ところで、前のページでも言っていましたが、スサノオは巨人ですから、髪の毛を柱に括りつけられるわけです。
3種の神器
アマテラス系列ではクサナギの剣・ヤタノ鏡・勾玉ですが、出雲の三種の神器は刀・弓・琴です。その一つづつの意義に関してはパスします。
この出雲と大和の文化が似ているのは、出雲が大和をまねたのではなくて大和が出雲を真似たと考えた方が自然です。というのも出雲の成立の方が早いからです。
五百引の石
500人が引いて動かす石。という意味ですが、500は比喩で特に意味は無いです。ところで、イザナギが死んだイザナミを追いかけて黄泉の国に行き帰ってくるときに、黄泉の国の入り口に「千引きの岩」を置いて、黄泉の国と葦原中国をつなぐ穴を塞ぎます。数字上は半分ですね。
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