韓国のウンコ酒トンスルに日本人がこだわる本当の理由

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韓国のウンコ酒トンスルに日本人がこだわる本当の理由

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概要

まとめ
●日本は夏に湿気が多いので、日本人は腐食物を嫌う。
●病気除けのために祇園祭などの災厄除けの祭りをする。
●日本人にとって便はケガレたものというイメージ
●朝鮮の文化の起源は中国の北部。
●寒い地域では便は匂いが無く、さほど汚くない。
●よって韓国人は日本人ほど便に嫌悪感が無い(少ない)。
●トンスル(=うんこ酒)は日本人が『あぁ、韓国人とは文化が違うんだなぁ』と考えるキッカケになっている。
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韓国とトンスル

朝鮮半島にはウンコ酒トンスルというのがあります。まぁ、あるといっても韓国人がトンスルを毎日ガブガブと飲んでいるわけではなく、薬用として飲まれていて、一部の地域に限られたもの。限られてはいますが現在でも飲んでいる人はいるらしいです。

このお話が日本にネットを介して伝わり、今では韓国のことを南トンスルランドとか、韓国人のことをトンスラーを揶揄するようになりました。

この状態を知った韓国人は「トンスルなんて一部の地域の民間療法」と言っています。実際そうなのでしょうが、この反論は的外れです。

ここではそういった食糞というか舐糞の文化が韓国にどの程度あるのか?という話ではなく。なぜ日本人が韓国のトンスルにこだわるのか?を、考察してみます。
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便の意味

さて。
日本人がなぜトンスルにこだわるのか? について話す前に日本人にとっての「ウンコ」とは何かについて話しておきます。
大切なもの、かつ恐ろしいもの
日本人はゴリゴリの農耕民族です。農耕民族にとって便は肥料として重要なものです。肥料なんて別に便じゃなくてもいいような気がしますが、便がもっとも「便利」です。
花が咲き、実をつけるには「リン酸」が必要です。リンは自然界には少なく、意図的に補給しないといけません。そのリン酸を多く含んだものが大便と死体です。
つまり大切なもの
というわけで「リン酸」を含んだ便はとても大事なものです。
明治維新のとき、江戸は世界最大の都市でした。ロンドンよりもパリよりも、人口が多かったんです。そんな人口を支えるためには、大量の食料が必要なります。そのために江戸の人たちの糞を郊外の畑に持ち出して肥料にする必要がありました。そこで江戸の長屋では住民の糞を集めて業者に売っていました。その収入は家賃収入と同程度あったとか。

そのくらい日本人にとって「便」は重要なものです。

祇園祭・夏越しの祓い

その一方で日本人にとって便、というか「腐食物」は恐怖の対象でした。
祇園祭
京都で6月に行われる祇園祭は、「災厄除け」というか「病気除け」のお祭りです。約一か月もの間、京都の中で行われます。
夏越しの祓いなども病気除けです

日本中で5月から7月に病気除けのお祭りが催されます。
なぜか??
その頃から病気が発生するからです。


この時期に梅雨があり、日本の夏は湿気がすさまじく、気温以上に暑く感じるので体力も弱ります。また雑菌が繁殖しやすく、食中毒や疫病が発生しやすい。

病気は貴族だろうが農民だろうがお構いなしに命を奪います。そんな「魔」を避けるために日本人は祭りをしました。
病気は穢れから
日本人はケガレを嫌います。
そもそもは病気を恐れる気持ちからでした。
汚れたものは病気を呼び、ひいては集落全体の死を招きかねません。

だからこそ日本人は手洗いをするし、トイレは綺麗にするし、毎日お風呂に入ります。
特にトイレにこだわるのは、上記のような便を大事にする気持ちと、便をケガレとする相反する気持ちの表れじゃないかと。

問題は文化の違い

ここでやっとトンスルに戻ります。

日本人にとって「ウンコを食べる」「ウンコを飲む」というのは「信じられないこと」です。便は農業にとって大事なものですが、死を呼ぶ病気を寄せる可能性のあるケガレ、そのものです。

それを口に入れるなんて、それが薬用としてであったとしても日本人には理解できないことです。

問題は「ウンコを食べるなんて下等だな」ということではなくて、日本人がこだわるのは
「あぁ、韓国人って同じ漢字文化圏だし、なんだかんだ言っても話し合えば分かると思っていたけど、もしかして、全然文化の違う国なんじゃないのか??」
と思い始めたところにあります。

日本人と韓国人は全く違う

実は全く違う日本人と韓国人
日本の神話を読んでみると「朝鮮半島の影響が無さすぎる」と分かります。日本の神話はほとんどが海を舞台とした南方系で、大陸の影響は多少中国に思想があるとしても、全体はほとんど南方系です。

なぜかというと日本人は縄文人も弥生人も台湾・沖縄を経由してきた南方系海洋民族だからです。
弥生人は中国南部から直接日本に来たとも、台湾沖縄を経由したともいわれますが、どちらにしても朝鮮半島は経由していません。朝鮮半島に日本人と同じ弥生人の遺伝子があるのは日本を経由して半島に人が渡ったからと考えるのが自然です。
参考稲の遺伝子:日本の稲は中国から朝鮮半島を経由しないで伝わったことが判明

朝鮮半島の文化は北方から
韓国のマンションでキッチンとトイレが併設されていることがあります。全部のマンションがそういうわけではなく、韓国人とてトイレは汚いものとは思っているわけで離したいのでしょうが、それでも日本人ほど「便」=「ケガレ」という意識は無いわけです。

この違いがなぜ起きるかというと、韓国人の文化の起源が現在の中国北部にあたる地域だからです。朝鮮は寒い。でも中国北部はもっと寒い。
寒い地域では農業ではなく、酪農・遊牧が一般的な生きる術になります。そこでは便はさほど汚くありません。寒く乾燥した地域では便は臭くもないです。むしろ手軽に手に入る有機物であり、利用価値の高いものです。

文化の違い
日本人と韓国人の「便」に対する考え方が違うからこそのトンスルってことです。今は朝鮮では飲んでないとか、一部の地域とか、薬用とか、そういう問題ではなく、トンスルというものが存在していたことが「日本人にとって驚愕」なんです。

トンスルの話はそういう文化の違いが核心で、大事なのは「うんこ」ではないです。このあたりを誤解するとウンコで視野が狭くなってしまいます。
●平安時代に日本にも「ウンコ」を漢方とする中国の考えが入って来ましたが、当然、消えてなくなりました。たまに韓国人が「日本にも同様の文化があった」と言いますが、1000年前は科学が発達しておらず、病気を治すためにやっていたことです。それと現代でもある「トンスル」を同列に考える方が日本人から見ると不思議です。
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