スポンサードリンク
シギヤマツミ
漢字・読み | 志芸山津見神・䨄山祇 |
概要
物語・由来
シギヤマツミはカグツチの死体から生まれた山の神です。古事記では志芸山津見神と書かれて、カグツチの左手から生まれ、日本書紀では䨄山祇と書かれ、カグツチの足から生まれています。
どういう山の神なのかはよく分かりません。
ただシギってのは鳥の名前で、神武天皇の来目歌に「鴫(シギ)」が登場しています。これと関係しているんじゃないかと。
日本人は山に神が住んでいて、その神が里の畑に降りて、穀物を育てると考えていました。では山からどうやって里に下りてくるのかというと、その方法は地方によって違うのでしょうが、ある地域では鳥であり、その中でも「シギ」だったんじゃないかと思うのですね。それで山の神と「シギ」という鳥が習合した結果が、このシギヤマズミじゃないかと思っています。
どういう山の神なのかはよく分かりません。
ただシギってのは鳥の名前で、神武天皇の来目歌に「鴫(シギ)」が登場しています。これと関係しているんじゃないかと。
日本人は山に神が住んでいて、その神が里の畑に降りて、穀物を育てると考えていました。では山からどうやって里に下りてくるのかというと、その方法は地方によって違うのでしょうが、ある地域では鳥であり、その中でも「シギ」だったんじゃないかと思うのですね。それで山の神と「シギ」という鳥が習合した結果が、このシギヤマズミじゃないかと思っています。
スポンサードリンク
引用
火の神の死体から産まれた神
第五段一書(八)山の神が生まれ火が生まれる
殺された迦具土神(カグツチノカミ)の頭から生まれた神は
正鹿山津見神(マサカヤマツミノカミ)。
次に胸から生まれた神は淤縢山津見神(オドヤマツミノカミ)。
次に腹から生まれた神は奥山津見神(オクヤマツミノカミ)。
次に陰部から産まれた神は闇山津見神(クラヤマツミノカミ)。
次に左手から産まれた神は志芸山津見神(シギヤマツミノカミ)。
次に右手から産まれた神は羽山津見神(ハヤマツミノカミ)。
次に左足から生まれた神は原山津見神(ハラヤマツミノカミ)。
次に右足から産まれた神は戸山津見神(トヤマツミノカミ)。
正鹿山津見神(マサカヤマツミノカミ)。
次に胸から生まれた神は淤縢山津見神(オドヤマツミノカミ)。
次に腹から生まれた神は奥山津見神(オクヤマツミノカミ)。
次に陰部から産まれた神は闇山津見神(クラヤマツミノカミ)。
次に左手から産まれた神は志芸山津見神(シギヤマツミノカミ)。
次に右手から産まれた神は羽山津見神(ハヤマツミノカミ)。
次に左足から生まれた神は原山津見神(ハラヤマツミノカミ)。
次に右足から産まれた神は戸山津見神(トヤマツミノカミ)。
第五段一書(八)山の神が生まれ火が生まれる
スポンサードリンク
SNSボタン
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocketページ一覧
用語・神名などの表紙へ
スポンサードリンク