原山津見神(ハラヤマツミノカミ)

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ハラヤマツミ

漢字・読み原山津見神
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概要

まとめ
●古事記にのみ登場する山の神。
カグツチの死体の左足から成った神。

物語・由来

原山津見神(ハラヤマツミノカミ)はイザナギに殺されたカグツチの左足が成った神。古事記にしか登場せず。日本書紀には対応する神の名前はなし。

名前でしか登場しないし、祀る神社も(多分)ないので正体がわからないが、「原」という字が当てられているので、山の中の原っぱを神格化したのではないかと(個人的に)推測されます。

引用

火の神の死体から産まれた神
殺された迦具土神(カグツチノカミ)の頭から生まれた神は
正鹿山津見神(マサカヤマツミノカミ)。
次に胸から生まれた神は淤縢山津見神(オドヤマツミノカミ)。
次に腹から生まれた神は奥山津見神(オクヤマツミノカミ)。
次に陰部から産まれた神は闇山津見神(クラヤマツミノカミ)。
次に左手から産まれた神は志芸山津見神(シギヤマツミノカミ)。
次に右手から産まれた神は羽山津見神(ハヤマツミノカミ)。
次に左足から生まれた神は原山津見神(ハラヤマツミノカミ)
次に右足から産まれた神は戸山津見神(トヤマツミノカミ)。
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