古語拾遺44 遺りたる十

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古語拾遺44 遺りたる十

投稿日時:2019-09-10 11:55:54
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原文

凡 造大幣者 亦須依神代之職 齋部之官 率供作諸氏 准例造備 然則 神祇官神部 可有中臣齋部猨女鏡作玉作盾作神服倭文麻續等氏 而 今唯有中臣齋部等二三氏 自餘諸氏 不預考選 神裔亡散 其葉將絶 所遺十也

現代語訳

大幣(オオミテグラ)を作ることに関しても、神代からの職によって、斎部の官(ツカサ=役人)は作って供える諸氏を率いて、旧例にならって作って備えるべきです。神祇官の神部(カムトモノオ)は中臣・斎部(インベ)・猨女(サルメ)・鏡作(カガミツクリ)・玉作(タマツクリ)・盾作(タテヌイ)・神服(カムハトリ)・倭文(シトリ)・麻続(オミ)などの氏があるべきです。現在はただ中臣・斎部などの二氏か三氏だけがあって、他の諸氏は選考にすらあがらない。神の末裔は亡くなり、散って、子孫は絶えようとしている。
これが漏れている問題点の十個目です。
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解説

中臣氏と斎部氏くらいしか儀式を行う役職についていないが、本来は他の氏族から選出すべきだと斎部広成は言っている。このあたりも斎部広成が「自分」じゃなくて、客観的に主張しているとすると思われるところ。
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