第八段一書(一)三名狹漏彦八嶋篠

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第八段一書(一)三名狹漏彦八嶋篠

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原文

一書曰、素戔鳴尊、自天而降到於出雲簸之川上。則見稻田宮主簀狹之八箇耳女子號稻田媛、乃於奇御戸爲起而生兒、號淸之湯山主三名狹漏彦八嶋篠。一云、淸之繋名坂輕彦八嶋手命、又云、淸之湯山主三名狹漏彦八嶋野。此神五世孫、卽大国主神。篠、小竹也。此云斯奴。

現代語訳

第八段一書(一)
ある書によると……
スサノオは天から降りてきて、出雲の肥の川の川上に辿り着きました。

そこで稻田宮主(イナダノミヤヌシ)の簀狹之八箇耳(スサノヤツミミ)の娘の稻田媛(イナダヒメ)を娶って、生んだ子を
清(スガ)の湯山主(ユヤマヌシ)の三名狹漏彦八嶋篠(ミナサルヒコヤシマシノ)といいます。
別書によると…
清(スガ)の繋名坂輕彦八嶋手命(ユイナサカカルヒコヤシマデノミコト)と言います。

また別書によると…
清(スガ)の湯山主(ユヤマヌシ)の三名狹漏彦八嶋野(ミナサルヒコヤシマノ)といいます。

この神の五世孫は大国主神(オオクニヌシ)です。
篠は小さい竹のことです。
斯奴(シノ)と呼びます。

古事記の対応箇所
出雲に降りたった
古語拾遺の対応箇所
古語拾遺10 大己貴神
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解説

話の流れからいうと、稻田宮主(イナダノミヤヌシ)の簀狹之八箇耳(スサノヤツミミ)がアシナヅチテナヅチにあたるのでしょうね。

他の神様のことはいづれ、しっかりと調べよう。
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