ウジノワキイラツコは舵取りに変装する

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ウジノワキイラツコは舵取りに変装する

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現代文訳

オオヤマモリ命は兵士を潜ませ、服の中に鎧を身に着けていました。

船が宇治川の反対側について、乗り込もうとするときに、ウジノワキイラツコが山の上に立てた陣を見て、当然そこにウジノワキイラツコが居るものと思い込んでいました。

ウジノワキイラツコはオオヤマモリ命が乗る船で舵を取っているというのに、です。

それで舵取りをしている変装したウジノワキイラツコにオオヤマモリ命は話しかけました。

「この山に、怒れる大猪がいると聞いた。
わたしはその猪を狩ろうと思う。
わたしにその猪が狩れるだろうか?」
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解説

猪狩り
参考:忍熊王の反逆 香坂王を咋ひ食みき
古代の人は吉兆を占うのに狩をします。狩をしてその獲物が大きいならば吉です。ちなみに神功皇后が大和に帰るときに応神天皇の腹違いの兄であるオシクマ王・カゴサカ王は、謀反を起こして応神天皇を殺そうとします。その戦争の前に誓約狩をするのですが、そのときはカゴサカ王が猪に食い殺されるという結末。当然、誓約は「大凶」です。それでもオシクマ王は戦いを挑み、敗れます。
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原文

ここにその兄王、兵士を隠し伏せ、衣の中に鎧を服て、河の辺に到りて船に乗らむとする時に、その厳(ヨソヒ)餝(カザ)れる処を望けて、弟王その呉床に坐すと以為ひ、かつて戢を執りて船に立ちたまへるを知らずて、即ちその執戢者(カヂトリ)に問ひて曰はく、「この山に忿怒れる大猪(オホヰ)ありと伝に聞けり。吾その猪を取らむと欲ふ。もしその猪を獲むや」といひき。
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