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オオトマトヒコ
漢字・読み | 大戸惑子神 |
概要
物語・由来
大戸惑子神(オオトマトヒコノカミ)は古事記にのみ登場する。イザナギとイザナミが生んだ大山津見神(オオヤマヅミノカミ)と野椎神(ノヅチノカミ)が役割分担して生んだ神の1柱。つまりイザナギとイザナミの孫にあたる。大戸惑女神(オオトマトヒメノカミ)とは対になっています。
オオトマトヒコは正体不明の神とされます。当てられた字から、「山で迷う」ことを神格化したとも。
こういうことじゃないかと
日本人は山に神が住んでいて、それが里に下り、田畑に宿って作物が実ると思っていました。問題はその神がどうやって、どこから来るのかというのが大事です。のちの時代では「動物」が神を連れてくることになりましたが、ある時代のある地域では、迷い子によって連れてくると考えていたんじゃないかと思うのです。
山の神が、迷い子を呼び寄せ、その迷い子が里に帰る。その時に、山の神が里に下りると考えていた。その神が大戸惑子神(オオトマトヒコノカミ)だったんじゃないかと思っています。
オオトマトヒコは正体不明の神とされます。当てられた字から、「山で迷う」ことを神格化したとも。
こういうことじゃないかと
日本人は山に神が住んでいて、それが里に下り、田畑に宿って作物が実ると思っていました。問題はその神がどうやって、どこから来るのかというのが大事です。のちの時代では「動物」が神を連れてくることになりましたが、ある時代のある地域では、迷い子によって連れてくると考えていたんじゃないかと思うのです。
山の神が、迷い子を呼び寄せ、その迷い子が里に帰る。その時に、山の神が里に下りると考えていた。その神が大戸惑子神(オオトマトヒコノカミ)だったんじゃないかと思っています。
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引用
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