古語拾遺31 天武天皇

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古語拾遺31 天武天皇

投稿日時:2019-09-02 22:06:07
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原文

至于淨御原朝 改天下萬姓 而分爲八等 唯序當年之勞 不本天降之績 其二曰朝臣 以賜中臣氏 命以大刀 其三曰宿禰 以賜齋部氏 命以小刀 其四曰忌寸 以爲秦漢二氏及百濟文氏等之姓 【蓋 與齋部共預齋藏事 因以爲姓也 今 東西文氏 獻祓太刀 蓋亦此之縁】

現代語訳

浄御原(キヨミガハラ)の朝廷の時代になりました。天下のすべての姓(カバネ)を改めて、八つの等級に分けました。その年に起きた壬申の乱の功労で序列をつけて、天上界より降臨して以降の功績には基づいたものではありませんでした。その二を朝臣(アソミ)と言い、中臣氏に与えて、その印として太刀(タチ)を与えました。その三を宿禰(スクネ)と言い、斎部氏に与えて、その印として小刀(カタナ)を与えました。その四を忌寸(イミキ)と言い、秦・漢の二氏や百済の文氏などの姓としました。
思うに、斎部とともに斎蔵のことにあたったことからだろう。それで姓とした。現在、東西(ヤマトコウチ)の文氏が祓えの太刀を献上するのは、思うにこれが由縁です。
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解説

天武天皇の時代に「八色之姓」を制定した。この一つ目が「真人」で二つ目が朝臣、次が宿禰、その次が忌寸。続きはあるんですが、実質、この4つでカバーしてきたので、忌寸は事実上の最下層…という言い方もできなくもない。いや、姓がある時点で「特権階級」であるんですけどね。

それで「忌寸」という名前も斎部が管理していた斎蔵が元になっているからだろう…と古語拾遺では言っているわけです。
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