機織りが日本神話で重要視される理由

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機織り

漢字・読みハタオリ
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概要

まとめ
●古代では王の顔が分からない。
●身内は知っていても、下々のものや使者には王の顔が分からない。
●そこで誰にも一目で「王」と分かるように、きらびやかな服を着た。これは朝廷の業務を円滑に行う為のテクニック。
●服は、権力の象徴。
●機織りや布が珍重され、機織りの神が皇統に関わった。

機織りと古代の日本

高皇産靈尊の娘はタクハタチヂヒメという、名前から推測するに「機織り」の女神です。タクハタチヂヒメアマテラスの息子のオシホミミと結ばれてニニギを生みます。つまり天孫の母です。アマテラスは機織り小屋を持っていました。スサノオが馬の皮を剥いで投げ込んだ小屋です。またアマテラスは蚕を口に含んで養蚕を始めたとされています。

他にも日本神話では「布」が珍重されます。スサノオの試練を受けたオオナムチスセリヒメに助けてもらったときに貰った「ヒレ」も布です。ニギハヤヒ物部氏)がアマテラスから貰った神宝(カンダカラ)にもヒレがありました。朝鮮出身の神のアメノヒボコも日本にヒレを持って来ました。

なぜ「布」が特別視されるのか?
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布は朝廷を支えた

良い服、良い布は権力の象徴
古代では権力者の顔を誰も知りません。
今ならネットやテレビで誰でも知る事が出来ますが、古代はそうはいかない。
もちろん宮殿の関係者や貴族は権力者(王)の顔を知っていました。でも、下々の者は当然ながら権力者(王)の顔を知りません。また、朝鮮や中国から来た使者も権力者(王)の顔はわかりません。大和朝廷は共和国ですし朝廷関係者であっても王の顔を知っているとは限らない。

それでは支障があります。権力者(王)としては部下との区別がつかないなんてのは、実にみっともない。また、朝廷関係者も下々の者や使者にとっても、失礼は働きたくないものです。だから誰が「権力者なのか?」は一目で分かるようにしたい。そうするべきです。権威がどうとかもありますが、お互いのためです。
●見栄を張るということもあるでしょうが、朝廷の業務を円滑に行う為のテクニックです。
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あれが王様かと、一目で分かるよう

そこで、一目で「権力者だと分かるような服」を着ました。
鮮やかな色、きらびやかな装飾、滑らかな質感、そういうもので「権威」を表現しました。
もしかしたら、「長さ」も権威を示していたかもしれません。長い布を織れるということは「豊か」と考えたかもしれないからです。それが「ヒレ」になったのではないかと。

だから良い布を織る事はとても大事なことでした。
人間は見た目からってことです。
よりきめ細やかな布の方が珍重されたでしょう。
絹、養蚕です。
養蚕はアマテラスが始めたとされたのにも、皇室の権威付けがあったと思います。
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