第八段一書(六)-1百姓は現在までその恩恵を受けています

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第八段一書(六)-1百姓は現在までその恩恵を受けています

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現代語訳

第八段一書(六)
ある書によると…
大国主神(オオクニヌシ)、別の名を大物主神(オオモノヌシ)、もしくは国作大己貴命(クニツクリシオオナムチミコト)、もしくは葦原醜男(アシハラシコオ)、もしくは八千戈神(ヤチホコノカミ)、もしくは大国玉神(オオクニタマノカミ)、もしくは顯国玉神(ウツシクニタマノカミ)といいます。オオクニヌシの子供は一百八十一神(モモハシラアマリヤソハシラアマリヒトハシラノカミ=181柱の神々)いました。

そのオオナムチと少彦名命(スクナヒコナミコト)は力を合わせ、心を一つにして、天下を治めました。

また顯見蒼生(ウツシキアオヒトクサ=人間)と畜産(ケモノ)のために、その病気を治療する方法を定めました。

また鳥・獣・虫の災害を防ぐ方法を定めました。

以上のことで百姓(オオミタカラ)は現在までその恩恵を受けています。
古事記の対応箇所
ガマの花粉でウサギの傷を癒す(医療)
クエビコについて(害虫避け)
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解説

經營天下
「經營天下」で天下を経(おさめ)営(いとなむ)としています。当時の世界観には権力者は世界を支配するものではなく、権力者には義務があるという感覚があったよう。
治療には獣も
人間だけでなく畜産(ケモノ)の治療をなぜするのか??????当時の日本では動物を農業の動力として利用していたためと思われます。
もちろん食用かもしれません。7世紀に天武天皇が肉食を禁じています。だからそれ以前は食べていた、と言う可能性もあります。しかし、ケガレを嫌う日本人が積極的に食べていたかは正直、疑問。

馬の伝来は古事記によると「国主照古王牡馬壱疋牝馬壱疋」の応神天皇の時代(推測では4世紀)となっています。では、牛は???
鳥獸昆蟲之災異
鳥・獣・虫の災害というのはおそらくは「農業への被害」という意味かと思われます。
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原文

一書曰、大国主神、亦名大物主神、亦號国作大己貴命、亦曰葦原醜男、亦曰八千戈神、亦曰大国玉神、亦曰顯国玉神。其子凡有一百八十一神。夫大己貴命與少彦名命、戮力一心、經營天下。復、爲顯見蒼生及畜産、則定其療病之方。又、爲攘鳥獸昆蟲之災異、則定其禁厭之法。是以、百姓至今、咸蒙恩頼。
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