日本書紀一覧 安康天皇（三）大泊瀬皇子は瑞歯別天皇の娘を望むが十二月己巳朔壬午、穴穗皇子卽天皇位、尊皇后曰皇太后、則遷都于石上、是謂穴穗宮。 當是時、大泊瀬皇… 安康天皇（四）根使主は押木珠縵に目が眩む。大草香皇子の死元年春二月戊辰朔、天皇、爲大泊瀬皇子欲聘大草香皇子妹幡梭皇女、則遣坂本臣祖根使主、請於大草香皇子曰… 安康天皇（五）中蒂姫命と眉輪王二年春正月癸巳朔己酉、立中蒂姬命爲皇后、甚寵也。初中蒂姬命生眉輪王於大草香皇子、乃依母以得免罪、常… 雄略天皇（一）出生と眉輪王による穴穂天皇の暗殺大泊瀬幼武天皇、雄朝嬬稚子宿禰天皇第五子也。天皇、産而神光滿殿、長而伉健過人。 三年八月、穴穗天… 雄略天皇（二）大泊瀬皇子は八釣白彦皇子を殺害是日、大舍人闕姓字也驟言於天皇曰「穴穗天皇、爲眉輪王見殺。」天皇大驚、卽猜兄等、被甲帶刀、卒兵自將… 雄略天皇（三）黒彦皇子と眉輪王は円大臣の家に逃げ込む乃復幷爲欲殺眉輪王、案劾所由、眉輪王曰「臣元不求天位、唯報父仇而已。」坂合黑彥皇子、深恐所疑、竊語… 雄略天皇（四）韓媛の献上を拒否し、家を焼いて殺す大臣、裝束已畢、進軍門跪拜曰「臣雖被戮、莫敢聽命。古人有云匹夫之志難可奪、方屬乎臣。伏願大王、奉獻… 雄略天皇（五）近江の来田綿での市辺押磐皇子の暗殺冬十月癸未朔、天皇、恨穴穗天皇曾欲以市邊押磐皇子傅國而遙付囑後事、乃使人於市邊押磐皇子、陽期狡獵、… 雄略天皇（六）御馬皇子は三輪君身狹を頼る是月、御馬皇子、以曾善三輪君身狹故思欲遣慮而往、不意、道逢邀軍、於三輪磐井側逆戰、不久被捉。臨刑、… 雄略天皇（七）泊瀬の朝倉で天皇位に十一月壬子朔甲子、天皇、命有司設壇於泊瀬朝倉、卽天皇位、遂定宮焉。以平群臣眞鳥爲大臣、以大伴連室屋… 雄略天皇（八）皇后と妃と子息子女元年春三月庚戌朔壬子、立草香幡梭姬皇女、爲皇后。更名橘姬皇女。 是月、立三妃。元妃葛城圓大臣女曰… 雄略天皇（九）童女君が妃に召された経緯童女君者本是采女、天皇與一夜而脤、遂生女子、天皇疑不養。及女子行步、天皇御大殿、物部目大連侍焉、女… 雄略天皇（十）池津媛と石川楯の姦淫と蓋鹵王二年秋七月、百濟・池津媛、違天皇將幸、婬於石河楯。舊本云「石河股合首祖、楯。」天皇大怒、詔大伴室屋… 雄略天皇（十一）吉野宮の御馬瀬の猟での御者大津馬飼の殺害冬十月辛未朔癸酉、幸于吉野宮。丙子、幸御馬瀬、命虞人縱獵、凌重巘赴長莽、未及移影、獮什七八、毎獵大… 雄略天皇（十二）宍人部・膳臣長野は宍膾を上手に作る由是、皇太后與皇后、聞之大懼、使倭采女日媛舉酒迎進。天皇、見采女面貌端麗形容温雅、乃和顏悅色曰「朕… 雄略天皇（十三）大悪天皇が寵愛した青と博徳天皇、跪禮而受曰「善哉、鄙人所云、貴相知心、此之謂也。」皇太后、觀天皇悅、歡喜盈懷、更欲貢人曰「我… 雄略天皇（十四）阿閉臣国見の讒言により栲幡皇女が自殺三年夏四月、阿閉臣國見更名磯特牛、譖栲幡皇女與湯人廬城部連武彥曰「武彥、姧皇女而使任身。」（湯人、… 雄略天皇（十五）葛城山の一事主之神四年春二月、天皇射獵於葛城山、忽見長人、來望丹谷、面貌容儀相似天皇。天皇、知是神、猶故問曰「何處公… 雄略天皇（十六）トンボが虻を食べて飛び去る歌秋八月辛卯朔戊申、行幸吉野宮。庚戌、幸于河上小野。命虞人駈獸、欲躬射而待、虻疾飛來、噆天皇臂、於是… 雄略天皇（十七）葛城山で狡獵で猪に追われ舎人は榛の樹に登る五年春二月、天皇、狡獵于葛城山、靈鳥忽來、其大如雀、尾長曳地而且嗚曰、努力々々。俄而、見逐嗔猪、從… <<<< >>>>