宇比地迩神

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宇比地迩神

漢字・読みウヒジニ神
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概要

宇比地迩神(ウヒジニ神)は古事記に登場する神です。同一神とされる日本書紀に出てくる「埿土煮尊」は別ページにまとめています。またウヒジニ神全体は「ウヒジニ」を参考にしてください。
まとめ
●古事記に一回しか登場しない。
●泥の神格化であり農業神であると思われる。
●妹(=妻)である須比智迩神スヒジニ神)がいる。
神世七代の1柱。

物語・由来

泥の神格化と思われます。農業では泥や砂は水はけや土壌改良に利用するもので、大事なものです。ここには日本人のアニミズムの感覚があります。アニミズムは物体に霊(神)を感じる感覚です。これによって農業で大事な泥や砂を神格化したのでしょう。
泥から作る人間?
神世七代の神で最初に現れる男女対がウヒジニスヒジニです。神世七代の神は「性」を意識した神であり、最後に生まれたイザナギイザナミが国を生むことから考えても、日本人が「性」こそが世界を作り生むものであるとして「神聖視」していたのは間違いありません。
その中で「泥」を意味する男女の神が現れることは、男女が「泥」から生まれたという考えがあったためではないか?と思われます。泥から人を作るというのは聖書に書かれた「アダム」と同じ経緯です。
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引用

神世七代
その次に産まれた神は宇比地迩神(ウヒジニノカミ)と妹の須比智迩神スヒジニノカミ)です。
その次が角杙神(ツノグヒノカミ)と妹の活杙神(イクグヒノカミ)です。
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