建貝児王(タケカイコ)

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建貝児王

投稿日時:2018-01-07 11:27:54
漢字・読みタケカイコ
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建貝児王(タケカイコ)

まとめ
日本書紀では武卵王。
●父親はヤマトタケル。古事記での母親は大吉備建比売日本書紀での母親は吉備穴戸武媛。

物語・由来

建貝児王(タケカイコ)は古事記に登場する人物名。日本書紀では武卵王(タケカヒゴノミコ)が対応する人物名だと思われます。記紀ともに父親はヤマトタケル。母親は古事記では大吉備建比売(オオキビタケヒメ)。日本書紀では吉備穴戸武媛(キビノアナトノタケヒメ)。母親は表記は違うんですが同一人物名だと思われます。

性別不明。
皇族。
子孫の名前は見られない。
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性格・能力

名前から考える
建貝児王(タケカイコ)の「貝児」は「蚕(カイコ)」では無いかと思います。となると、母親が吉備の人物であることから、吉備の養蚕業の神格化ではないかと思います。…吉備に養蚕業があったのかって話なんですが…

仁徳天皇は吉備の海部直(アマベノアタイ)の娘の黒日売(クロヒメ)という吉備の女性と浮気します。それとは別に仁徳天皇は八田若郎女(ヤタノワキイラツメ)と浮気します。その時に、逢瀬に行った言い訳として「不思議な虫を見に行った」という話が出るんですが、この虫がどうやら蚕なんですね。神話を見る限りは仁徳天皇の時代に養蚕が朝廷内に伝わったようです。経路としては、吉備に養蚕があったのであれば、吉備経由だと考えていいでしょう。そこに「建貝児王(タケカイコ)」という神が関わった可能性はあると思います。でも、まぁ、建貝児王が養蚕関係の神(人物)というのもフワフワした話なんで。
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出自

古事記によると
記述なし
配偶者記述なし

ヤマトタケル
大吉備建比売(オオキビタケヒメ)
建貝児王(タケカイコ)


日本書紀によると
吉備武彦(キビノタケヒコ)
配偶者記述なし
吉備穴戸武媛(キビノアナトノタケヒメ)

ヤマトタケル
吉備穴戸武媛(キビノアナトノタケヒメ)
武卵王(タケカヒゴノミコ)
十城別王(トオキワケノミコ)
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引用

古事記からの引用
ヤマトタケルの子孫・系譜
吉備臣建日子(キビノオミタケヒコ)の妹の大吉備建比売(オオキビタケヒメ)を娶って生んだ子が建貝児王(タケカイコ)です。


日本書紀からの引用
景行天皇(四十五)日本武尊の妃と子女
吉備武彦(キビノタケヒコ)の娘の吉備穴戸武媛(キビノアナトノタケヒメ)を妃として、武卵王(タケカヒゴノミコ)と十城別王(トオキワケノミコ)を生みました。
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